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日本橋・高島屋7階ギャラリーで開催中の「山下孤松 山本進也 陶芸と漆展」を見学

2012/05/18 15:26
若かりし頃、写真家の青柳陽一先生が会長を務めていた「奥鬼怒岩魚保存会」の一員として渓流釣りを楽しんでいた。その時、知り合った静岡県西伊豆町在住の漆芸家・山本進也さんから東京・日本橋の高島屋で、5月16日から22日まで個展を開くとの知らせが届いた。
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氏が在場するのは初日と18、19、22日の4日間。当初は16日に行く予定だったが、うっかり親友と約束していた釣行を思い出し、急きょ山本さんに日程変更のメールを送り、18日午後、同デパート本館7階ギャラリー「暮らしの工芸」コーナーに出向いた。
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全国各地で個展を開いている山本さんだが、今回は備前焼の陶芸家・山下孤松(やました・こしょう)氏と初コラボした「陶芸と漆芸展」になっている。大阪・和泉市生まれの山下氏は1995年、人間国宝の森陶岳(もり・とうがく)氏に弟子入りし、2000年に独立。自宅に深さ20mの半地下式窯(かま)を造って年に一度、1万点にも及ぶ作品を一遍に焼き上げるそうだ。
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茶褐色の備前焼は同じ色合いの物が二つとないのが特徴。これが山本さんの漆器と並ぶと息ぴったりに和の趣を醸し出していた。前日、進水した江戸前和船同様その道のプロが手掛ける匠の技は、悠久の時の流れを感じさせてくれ、目と心の保養になった。

また、同デパート8階の催事会場では実演&販売もある「第33回〜この道ひとすじ〜日本の伝統展」(入場無料)が開かれており、風鈴・曲げわっぱ・下駄・万年筆などの数々の出展者とともに、埼玉県桶川市で工房を構える「旭信(きょくしん)釣竿」の竿師・野本さんがブースを出している。

(フィッシングブロガー森本義紀)
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9代続く船大工の匠を伝承する佐野造船所が建造中だった江戸前和船「みやこどり」が進水!

2012/05/17 13:36
大安吉日の5月17日、水彩都市を謳い文句にしている江東区が木造船の建造で世界的な「佐野造船所」(佐野龍太郎社長=同区潮見)に発注した江戸時代の木船(和船)が進水式を迎えた。午前10時半、山崎区長が同造船所を訪れ、和船操縦の伝統技術保存のために設立されたボランティア団体「和船友の会」のメンバーらとともに船おろしえを祝った。
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(写真は船大工の佐野ファミリー=から10代目の龍也君、兄弟で9代目を名乗る龍太郎君の実弟・稔君、佐野龍太郎社長、椅子席は8代目の一郎氏、新船の名付け親・山崎区長)

16年ぶりに新造された和船は進水式で区長が「みやこどり」と命名された。樹齢150年以上という杉の大木を使った新船は長さ10m、幅1・7mで、舳(へさき)の部分から漁師が投網を打つ「網船」になる。このほか、荷足(にたり)船とか伝馬船、「猪牙(ちょき)」と呼ぶ今でいうスピードボート・タイプもある。

いずれも昔ながらの櫓(ろ)で漕ぐ船だが、乗客定員を取得するため船舶検査を受け、定員が11人の旅客船に登録された。江東区木場はその名のように区を代表する地場産業だったが、近年は安価な輸入材木に取って代わられ、東京湾の奥にあった貯木場は今や面影を残すだけである。
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「アカ」と呼ぶ銅製の船釘作りから始まった建造は平成8年、龍太郎君の父親・一郎さん(8代目=昭和61年、区教育委員会から船大工の無形文化財として表彰)が建造した同タイプの姉妹船「ゆりかもめ」に次ぐ和船で、今回はその技術を正確に残すため初めて図面を引き、全工程をビデオに収録した。

セレモニーで区長が船名を「みやこどり」と発表。“姉さん”と同一の鳥で、この命名を受けて9代目の龍太郎君は「“ゆりかもめ”も“みやこどり”も同じ鳥なんですけど、隅田川の永代橋から先(上流)に飛んで来るのを『みやこどり』って呼ぶんですよ」と風流な言われを明かして会場を沸かせた。

この模様は同日午後2時5分からNHKテレビ「元気列島」の一こまで放映されたほか、地元ケーブルテレビでも紹介。また、某航空会社機の国際線で配布される機内誌の取材などもあった。
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進水後、和船友の会の会長らが漕ぐ「みやこどり」に初乗りした区長はご機嫌。会長も「スイスイ滑るように進む船だよ」と太鼓判を押していた。この船を含め計8隻の和船を所有する区は同会のボランティア船頭衆による無料乗船会を毎週水曜日(祝日の場合は翌日)に横十間川親水公園で行っており、新造船は5月30日から就航する。乗船受付は午前10時から午後2時15分まで。間もなく開業する東京スカイツリーの雄姿を見ながら約20分の“船遊び”が楽しめる。

(フィッシングブロガー森本義紀)
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栃木県塩谷町の管釣り「尚仁沢アウトドアフィールド」ファーストシーズン終盤迎え大盤振る舞い!

2012/05/17 00:15
今月24日でルアー&フライフィッシングの通常営業を終え、26日の定休日明けから29日までの4日間、エサ釣りオンリーで全魚持ち帰りOKというスペシャル・サンクスデーを催す栃木県塩谷町のマス類の管釣り「尚仁沢アウトドアフィールド」に16日、高校時代の親友・清水邦治君と一緒に訪れた。
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東古屋湖や尚仁沢湧水群がある界隈の山々は新緑シーズンに入り、見た目も匂いも“緑香”に包まれ、釣りにはベストシーズン。だが、盛夏を控え湖水のコンディションは次第に悪化するため、異例のエサ釣りは「魚たちが元気なうちにエサ釣りで楽しんでもらう一方、放流魚の質と量を実感してほしい」と言う阿久津オーナーの願いが込められている。

ここには昨年9月下旬のオープン以来“マイポンド”と言えるほど通い詰めているが、毎回いい思いをしている訳ではない。狙う60(ロクマル=60pの意味)サイズは、そう易々とヒットしない。しかし、必ず誰かしかがキャッチしている。つまり、それだけの魚影を常に維持しているのだ。

「運・根・勘」の“釣則”が生半可ではないのがルアーフィッシングの醍醐味。平日とあって、午前中の入釣者は私たちを含めて6人。約半年ぶりに竿を握る清水君は大苦戦。私はスレだったが、何とか60サイズをネットイン寸前まで引き寄せた。このファイトだけで十分満足できた。
ランチタイムを挟んで清水君を「全国名水百選」の一つで知られる「東荒川ダム親水公園」(名水パーク)に案内。15分ほど走った同公園で美味しい湧水を飲むつもりだったが、水汲み場は数えきれないほどのポリタンクや焼酎の特大ペットボトルを持参した“水商売”の人たちに占拠され、私たちが立ち入る隙はない。
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こうしたマナー違反を促す大きな立札があっても、年配の水汲み人たちは全く意に介さず厚顔無恥そのもの。地元・宇都宮ナンバーは無論、水戸や春日部、習志野と遠来の車あり、ワンボックスカーのカーゴルームには20リットルのポリタンクがぎっしり。それも棚を誂えて並べているから恐れいる。

午後2時すぎ、釣り再会。3時前になって宇都宮在住の釣友・石田君が駆け付けた。夏日のような天気だから夕まずめ狙いの読みは正解である。魚の活性の証しともいえるライズが多発し始めたのは午後3時半ごろ。湖面の至る所で大魚がジャンプを繰り返す。だが、なかなかバイトしてくれない。

ところが、予想通り夕暮れを迎えて好転。私たちに60サイズは無縁だったが、40〜50サイズが相次いでヒット。3連発の清水君は「時間によって、こんなに食いが違うんだ!」と感心することしきりだった。

県内はもちろん、関東平野にある大半の管釣りは今後、気温水温とも上昇する夏場に休業する。ここも例外ではない。6月からの夏休みに先立ち、阿久津オーナーは「魚たちのためにも、お客さんに全部釣ってもらい、美味しく食べてもらうのが一番。もう損得抜きです」と4日間のエサ釣りで魚を総ざらいしてもらうイベントを企画していた。

ちなみにシルバーレイクに放たれた魚の残存量は現在、2dはくだらない。小は300c、大は8sというサイズから1尾平均1sとして、2000尾余のマス類が口を開けて待っている次第だ。エサ釣り限定・持ち帰り無制限サンクスデーの入釣料金は26日(土)と27日(日)が1人4500円、28日(月)と29日(火)は同2500円。いずれも定員は80人(先着順)、 ゲートオープンは連日午前7時、営業は8時〜15時までとなっている。

釣り方は延べ竿(1人1本)に限り、特大魚に竿を折られても自己責任になる。魚種はヤシオマス、ドナルドソン、ロックトラウト、イトウ、イワナ、ヤマメ、ニジマス、ジャガーなど多彩。

また、明後日19日(土)は午後5時30分から9時30分まで一夜限りのナイターフィッシング(2000円でオール・リリース)を初めて実施する。当夜は同フィールド内にキャンプおよび車中泊でき、19日と翌日のチケット購入者はナイター無料のうえ、翌朝・日の出から7時までスーパーモーニング・フィッシング(オール・リリース)も楽しめる。このナイト&モーニングラン希望者は同フィールド=電話0287−45−2855=に予約して詳細を確認されたい。


(フィッシングブロガー森本義紀)
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温故知新・江東区中川船番所資料館で水辺フォーラム〜〜アユ師が語る放射能汚染!

2012/05/15 18:20
先週開かれた日本釣りジャーナリスト協議会5月定例会に、江東区大島にある「中川船番所資料館」の広報担当・久染健夫次長がゲスト参加して、5月19日(土)午後2時から行われる「水辺フォーラム」や江戸文化を伝える釣りの収蔵資料展などの説明があった。
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これを受けて5月15日、“晴釣雨映”の代わりに同資料館を数年ぶりに訪れた。公益財団法人・江東区文化コミュニティ財団の運営になって人事も一新されたようで区営時代、事前に撮影許可云々という小うるさいことを言われたが、今回は同次長の代わりに対応した根岸博之さんが「話は聞いてます」とスムーズに取材を受け付けてくれた。

水運が盛んだった江戸時代の様子はテレビ時代劇「鬼平犯科帳」などでも、お馴染みの光景だ。船番所(今でいう水上警察)の描写も時折あり、網船や屋形船が行き交うシーンは時代劇に欠かせない。木材や味噌醤油などの物資が船で運び込まれ、大江戸の暮らしを支えた小名木川を中心とする区内の運河の歴史が一目でわかる。
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そんな中川番所が再現ジオラマで展示されているが、釣りファンに観てもらいたいのは故常見保彦氏(釣り具商ツネミ創業者)が私財を投じて東京・東上野に創設した「東京釣具博物館」にあった江戸和竿をはじめとする貴重な釣り用品が多数寄贈され、シーズンごとに趣向を凝らして展示内容を入れ替えている。
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江戸和竿の創始者「東作」の伝統を受け継ぐ竿師たち入魂の逸品は、江戸といわず大きな意味で日本の文化遺産ともいえる。これまでと変わって1階正面ロビーホールに貴重な和竿を収めたガラスのショーケースが陳列され、最奥部にはミニ工房もしつらえられていた。不定期だが、現代の竿師による竿作りの実演も行われるそうだ。

また、1階の資料閲覧学習室で19日午後2時から開かれる「水辺フォーラム」は、日本友釣同好会日立支部事務局長で昭和35年から茨城県東海村の原子力研究機関に勤め、原子力計測機器の研究・開発に従事していた角田恒巳(かくた・つねみ)氏(75)が2時間にわたり、お得意のアユの友釣りと水辺環境、そして退職後に始めた科学教育ボランティア「おもしろ理科先生」になって、懸念される福島原発の放射線問題について分かりやすく解説してくれる。

同フォーラムは受講無料(定員30人=当日先着順)。問い合わせは中川船番所資料館=電話03−3636−9091(午前9時30分〜午後5時、月曜日は休館=祝日もしくは振替休日の場合は翌日)まで。

☆今後の釣り関連展示スケジュール☆
▽6月3日まで      渓流竿(ヤマメ、イワナ、アマゴ、マス)
▽6月6日〜8月26日 アユ竿、海釣り竿(黒鯛、カワハギ、ハゼ、キス)
▽8月29日〜11月25日 鮒竿、ヘラ竿
▽11月28日〜1月20日 収蔵釣具(洋竿、リール、ルアーなど)
▽1月23日〜3月24日  タナゴ竿


(フィッシングブロガー森本義紀=日本釣りジャーナリスト協議会 会友)
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日本フィッシング会館2F文化資料室に「服部名人の釣り部屋」再現! 来週18日にお披露目

2012/05/10 20:05
5月10日、本当はルアーフィッシングのホームグラウンドになっている栃木県塩谷町の管釣り「尚仁沢アウトドアフィールド」で竿を振っているはずだったが、前日の天気予報を見て断念した。

その代わりといっては会員諸氏に失礼かもしれないが、同日午後1時から東京・八丁堀の日本フィッシング会館で開かれた「日本釣りジャーナリスト協議会」の定例会に出席した。本来、毎月第一金曜日に行われるのだが、今月は木曜日に前倒しで変則開催された。

幾つかの検討議題や可愛いゲストの来訪もあったが、沖釣りファンに馴染み深い「名人」こと昨年8月、膵臓がんで逝去した服部善郎さんの膨大な遺品の一部を展示公開する「服部名人の釣り部屋」が、5月18日午前10時から同会館2階の釣り文化資料室に設けられた特別展示コーナーで一般公開されることを、お伝えしよう。 
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もともと同会館は“釣り文化の情報発信基地”を命題に8階建てビルとして建設され、オープン当初は1階に全国や海外の釣り雑誌などや各メーカーのカタログ閲覧、釣りビデオなどが無料で鑑賞できる「釣り人サロン」が設けられていた。

しかし、界隈のサラリーマンが暇つぶしで占拠するようになったうえ、PR不足もあって訪問者は“お馴染みさん”ばかりになる始末。さらに経済不況がたたり、会館の管理維持費ねん出のため同サロンを突然廃止、窮余の策でテナント貸出に転じた。最初はマグロ料理が売りの居酒屋が開店したが、今は違う形態の居酒屋が入っている。

また、2階はサロンと別の「釣り文化資料室」になっており、関係出版元が寄付した創刊以来の月刊誌などをはじめ、貴重な文献書物(約2万冊)や、リールなど釣り具の変遷が分かる展示物が平日に限り無料公開されていた。

サロン同様、この資料室維持にも歳出がかさむため、いつのまにか“開かずの間”になって一般公開は閉ざされた。服部名人の釣り部屋は茅ヶ崎市のご自宅に保管されていた無数の釣り道具の中から親交の深かった会員らが未亡人の快諾を得て遺品整理。その中からファンが注目するような品物を生前愛用していた工作デスク周りを中心に“復活”させたもの。
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スペースは二畳ほどだが、“服部博物館”といわれたコレクションの数々が展示される。展示物は一度に並べきれない数なので今後、季節などを考慮して入れ替えるプランも検討されている。

また、名人の部屋と併行して戦後、タナゴやフナ釣りの第一人者といわれた安食梅吉(あじき・うめきち=昭和39年没)さんと、タナゴを近代的なゲームフィッシュに昇華させた宇留間鳴竿(うるま・めいかん=本名・漆間弘=中日釣ペンクラブ同人)さん愛用の道具などを展示するコーナーも同じ日から公開すべく現在、日釣振の清宮専務理事ら関係者は資料室の整理に追われている(写真はいずれも10日に撮影したもので、オープン時には若干のレイアウト変更があるかもしれません)。

そして、可愛いゲストとは去る3月23〜25日の3日間、横浜で行われた「国際フィッシングショー2012」の最終日に3代目アングラーズアイドルに選出されたタレント、あべなぎさ(本名・阿部なぎさ=28歳)さんである。彼女については同ショーの模様を伝えた当ブログで紹介済だが、主催者の社団法人・日本釣用品工業会は4月の定例会で一言も事後報告をせず、一か月遅れの今日となった。
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この経緯を含め、会員の間から広報担当に「日釣工は本気でアングラーズアイドルをバックアップしているとは思えない!」と詰問される一幕があった。というのも鳴物入りで選んだ初代は無論、2代目もその後、釣りの表舞台から消えてしまったからだ。

会員から思わぬ糾弾を受け、日釣工の担当者以上に驚いたのは彼女かも。なぎさ嬢は6年前に「ジャズやるべぇ!」のキャッチコピーで公開され、ヒットした東宝映画「スウィングガールズ」に出演するなど芸能人としてのキャリアがある。「もうアイドルという年齢ではありませんが、初出演した釣り番組で59pのマダイを一つテンヤで釣りました。将来? これを縁に“百目釣り”に挑戦したいです」と笑顔で抱負を語った。

一時、火がついた“釣りガール”ブームに乗り損ねた感のあるアングラーズアイドルだが、今度こそ三度目の正直で彼女を本物の釣りアイドルに育ててほしいものだ。

☆服部名人の釣り部屋 公開日=月、水、金曜日の午前10時〜午後4時(要予約)
日本フィッシング会館 交通=東京メトロ日比谷線・八丁堀駅A−5出口から徒歩1分
問い合わせと予約は公益財団法人・日本釣振興会=03−3555−3232=まで

(フィッシングブロガー森本義紀=日本釣りジャーナリスト協議会 会友)
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江戸前船大工「佐野造船所」9代目・佐野龍太郎君一家が手掛けた和船が5月17日に進水!!

2012/05/08 16:01
これまで毎月1、2回ずつリポートしてきた「佐野造船所」(東京・江東区潮見)の江戸前和船(網船)が5月8日、ほぼ完成した。同造船所の9代目社長・佐野龍太郎君は私の後輩(昭和第一商業高校=現昭和第一学園)で釣り仲間(乙姫会メンバー)である。

彼の実弟・稔君、さらに10代目の龍也君(龍太郎君の長男)も加わって昨年10月から江東区の依頼で建造中だった和船が、いよいよ大安吉日の5月17日に進水式を迎える運びとなった。

8日午後1時すぎ、そろそろ船を見に行ってもいい頃だと思い、同造船所へ向かった。ノーアポで到着したら「さっき携帯電話にメッセージを入れておきましたけど……」と龍ちゃん。実は留守録を再生せずに訪問したのだが、予感はピタリ的中したようだ。
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稔君が和船の仕上げに取り掛かっている一方、龍也君は隣で木製ヨット(同造船所製)オーナーから頼まれたメンテナンス作業、そして龍ちゃんといえばオープンデッキで、これまた自慢の木製ランナバウト(スピードボート)の船底補修に取り組んでいた。
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肝心の和船だが、近日中に船舶検査を受けて乗客定員(10人乗りの予定、12人以上になるとエンジンレスでも旅客船登録になり手続きが面倒になるとか)が決まる。櫓(ろ)で漕ぐ練り船は、てっきり湖沼で利用する釣りボートと同じと思っていたが、一定の長さ(この和船は10m)があると、いわゆる“船検”(自動車でいう車検)が必要になるのだ。(下の写真は内装作業中の実弟・佐野稔君と龍ちゃん)
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進水式は17日、山ア孝明区長ら関係者も臨席して行われるが、多数のマスメディアから問い合わせが入っており、龍ちゃんは「新聞は無論、テレビも取材に来てくれるから、ちょっとしたイベントになりますよ」と嬉しそう。また、和船建造の話が「スズキ自動車」の鈴木修会長の耳に入り、子息の副社長が突然来訪。「当社のマリンエンジンも使ってみてください」とのオファーもあったそうだ。
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補修中のランナバウトの船外機はホンダ製の最強エンジン(V8/225馬力)だが、スズキにはワンランク上のエンジンがある。「うちの船外機は昔からホンダのイメージがあるけど、ヤマハなども使ってます。これからスズキさんと取引するようになれば、お客さんの選択肢が広がりますから大歓迎です」とは龍ちゃん。

(フィッシングブロガー森本義紀)
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朝日新聞に“魚ドル”のライバル? 「ウギャル」が取り上げられた!

2012/05/06 17:32
ゴールデンウイークの最終日(5月6日)、朝日新聞の朝刊2面サイドトップ記事「ひと」の欄に耳慣れない造語「ウギャル」を名乗る女性タレントLie(ライ)さんが取り上げられた。

同じ趣旨で活躍しているタレント安西真実さんの良きライバルと思える。ウギャルは魚と海の“ウ”をもじった愛称だそうで、本職はギャル雑誌のカリスマモデルだったが、出版社と一悶着あり、一時仕事を失う羽目になったとか。華やかな世界から一転、魚好きが高じて焼き魚料理店でアルバイトを始め、魚のさばき方を習得した。

これが男性に受け、家族にも褒められて居酒屋のマグロ解体ショーや、四国・四万十川の天然ウナギ漁を試したり、次第に“魚食文化”にのめり込んでいった……新聞記事には、そんな経緯が掲載されている。
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アフターフィッシング最大の楽しみは獲物を食べることにある。しかし、名人とかプロと呼ばれる御仁の中には全く魚を食べない人もいる。釣りと食は別物だから、それはそれで構わない。何を隠そう拙宅では釣ってくる(食べる)魚に制約がある。川魚は一切NO! 海水魚で持ち帰りOKなのはアジとイカ類のみ。

これは家内の注文。小骨を取り除くのが面倒なハゼ、シロギスなどのほか、大物の類になるワラサやヒラメなどは「上手くさばけないし、後の処理が大変!」(私がやると台所を汚すのでいい顔をしない)とあって、わが山の神は「切り身で持って帰るなら、いいわよ」とのたまう。

庶民的な回転寿司が人気だが、今の子供たちは“生きている魚を知らない子”が多い。おまけに骨付きの煮つけなどになると、もう箸をつけないそうだ。これは若い女性たちも同じ。魚の血を嫌う傾向もある。

3・11以降、徐々に魚価が高騰したせいか安価な回転寿司から消えたメニューも多い。釣って食べるが売りの“お魚アイドル”安西真実さんや、魚食の美容とダイエット効果を謳うLieさんのような美女が水産王国・日本の次世代を担う原動力になってくれれば、万々歳だ。

(フィッシングブロガー森本義紀)
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一人前の芸能記者にしてくれた山邊信雄プロデューサー製作の三越劇場公演「こんにちは赤ちゃん」を観劇!

2012/05/03 22:18
5月3日午後、東京・日本橋の三越劇場で開演した“は〜とふる♡はんど第11回公演”「こんにちは赤ちゃん」(作・鶴川里香、演出・山辺ユリコ)を観劇した。サブタイトルに“手話でつづる奇跡の舞台”とあるように、聴覚障害を持つ方々がキャストを務め、耳が不自由な観客のために手話説明&字幕付きという異色の舞台である。

また、15分間の休憩を挟んだ第二部「手話ダンスと手話うたのショータイム」では、聴覚障害者と健常者チームによる歌とダンスのパフォーマンスが披露された。公演は午前と午後の2回あり、あす4日も含め計4公演だが、チケットは完売になっている。
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釣り記者と芝居? 実は企画・構成・主演の山辺ユリコさん(演歌歌手・花井紫の名でも活躍)のご主人・山辺(山邊が正式)信雄氏(79)とは駆け出し芸能記者だった時代、日活ロマンポルノで“オナペット女優”としてフィーバーした東てる美さんを取材した際、付き人兼マネージャーだった山辺さんに気に入られ、独占インタビューを許してくれたのを機に家族ぐるみの付き合いが始まった。当時、てる美さんに「芸能記者1年生の私と一緒に将来に向かって精進しましょう」と申し出たのが彼女は無論、山辺さんにも好印象を与えたようだ。以来、映画やテレビドラマの製作現場や「東てる美劇団」の地方公演にまで密着取材させてもらった。
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(舞台の袖に字幕を投影した舞台)
18歳でポルノ女優としての地位を築いた彼女は21歳の時、成人映画「闇に白き獣たちの感触」を初監督(製作・原作・音楽も担当するワンマンシネマ)して早くも初期の目標を達成。その後、NHKの大河ドラマ「おんな太閤記」「徳川家康」「春日局」などに立て続けで出演、また同局の朝の連ドラ「おしん」のほか、TBS「渡る世間は鬼ばかり」といった国民的ドラマにも相次いで出演してポルノ女優から見事脱却。現在は民放各局のサスペンスドラマやバラエティー番組で活躍しているほか、化粧品販売など女性実業家としても頭角を現している。

足かけ15年余にわたる芸能記者生活から本来の釣り記者に戻ってからは本名の山辺素美さん(やまべ・もとみ=1985年に山辺氏と結婚、一人娘の江梨さんが米国フロリダ在住の青年実業家と結婚、お孫さんも誕生)として未だにお付き合い願っている。てる美さんの芸能界の育ての親そして夫君でもある山辺さんに石井ふく子さんら有名プロデューサーをはじめ、歌手の五木ひろし、中条きよしさん、関敬六さん、故渥美清さんと谷幹一さん(寅さんのロケ先で渥美さんに山辺さんの事を話すと「オウッ!ソウカイ、ソウカイ」と相槌を打ってくれた)ら多彩な人気芸能人に加え、SM作家の故団鬼六さんまで紹介していただき、一部の方は東京中日スポーツの釣り紙面にご登場願った。
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(写真は小椋佳さんが作った新曲「揺蕩(たゆた)い」を歌う田嶋陽子さん奄ニ難しい意味の詩の意味を手話通訳する山辺ユリコさん)
山辺氏は「月光仮面」や「隠密剣士」を製作した宣弘社に入社して音響を担当、それ以前は山本薩夫、今井正監督ら独立プロ系の映画製作に携わったキャリアを持つ芸能界の生き字引のような人だ。

午後3時前、三越劇場のロビー前にはピンクのTシャツに白いパンツ姿と若々しい山辺さんの姿があった。口開けの舞台がはねたところで、ロビーは観客でごった返していたが、そこに現れたのがゲスト出演している芸能レポーター(現在はリポーターと表記)の石川敏男さん。お互い顔を見合わせ「やぁ〜元気?」の挨拶を交わした後、石川さんが「大変だよ。長良じゅん(氷川きよし、中村玉緒らが所属する芸能プロダクションの社長)がハワイのゴルフ場でカート事故で亡くなったよ」(現地時間2日午後0時30分、日本時間3日午前7時30分)と言うホットニュースを教えてくれた。
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(写真は芸能プロダクションの社長役で出演した石川敏男さんとバーのママを演じた一谷伸江さん)
芝居の出演者は彼のほか、悪役一筋50年余の山本昌平さん、深夜の人気テレビ番組「11PM」のアシスタントを14年間続けた一谷伸江さん、元参議議員で評論家そしてシャンソン歌手の田嶋陽子さん、「積木くずし」で名を馳せた穂積隆信さんという顔ぶれ。さらに観客として映画担当時代の仲間だったサンケイスポーツの石山真一郎記者(サンスポは退社し現在は映画評論家)と数年ぶりに再会した(写真=Vサインポーズの石山氏と山辺氏)。
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記者の仕事に限らず、こうした人脈は時にはライバルであっても私的には“良き友”だ。久しぶりの再会は人生の“調味料”〜〜リタイヤ世代に美味しい生活の潤いを与えてくれたのである。

てる美さんと離婚(1995年)しても愛娘・江梨ちゃんを介して円満な親子関係を続けている山辺さんが、ン度目の夫人になる花井紫さんと知り合い、めでたく再婚。芸達者な新婦は1998年から手話に興味を惹かれ、2002年から「は〜とふる♡はんど公演」をスタート。初演は三鷹市の武蔵野劇場だったが、2回目以降は大半の公演が三越劇場となり、何度か観劇に誘われたものの仕事の都合で行けなかった。

それが今回ようやく実現した次第だが、ショータイムに登場した聴覚障害者の皆さん(は〜とふる♡はんどダンサーズ2012)はユリコさんが一年間にわたり、熱心にレッスン(最低月に2回)を行った成果を披露。芝居は聴覚障害を持つ女子大生がシングルマザーになるかどうかの悩みを軸に展開したが、ハイテンポで見応え十分の人情コメディーになっていた。
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後半のショーではユリコさんが音頭を取って観客の老若男女を10人ほど登壇させ、名曲「上を向いて歩こう」の手話表現をコーチしながら合唱。芝居で熱血漢の産科医を演じたユリコさんは後半、何度か衣装替えをして歌の実力も魅せた。公演終了後は募集中の「ダンサーズ2013」の人選を決め、早くも来年に向けての準備に入るそうだ。“婦唱夫随”で心と心をつなぐ舞台作りを続けている山辺さん夫妻に、改めて絆を深めてくれた感謝の拍手を送りたい。

(フィッシングブロガー森本義紀)
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日光・中禅寺湖マス類ルアー&フライでC&R限定おまけに岸釣りのみで5月1日、雁字がらめの解禁!

2012/04/29 13:12
福島原発がもたらす放射性物質拡散の影響で一時、解禁が絶望的だった栃木県日光市の中禅寺湖のマス類が異例づくめの措置で、5月1日から6月30日までの2カ月間に限り“試行解禁”されることが決まった。

異例その@国道側(岸ケ淵〜観音薙まで)の岸釣りAルアー&フライに限定しかも全魚キャッチ&リリース(1尾足りとも持ち帰り不可)B今回の規約を順守する同意書にサイン(本人確認のため運転免許証などが必要)C釣り券(当日券のみで1550円)の現場売りなしD以上を含めた順守事項の違反者が1人でも出たら試行解禁は即時中止……オイオイここまで締め付けて湖を開ける必要があるのかな?
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同湖から小一時間走った丸沼(私有地)と肩を並べ、ふた昔前までは千客万来で釣りファンの誘致に一生懸命だった時代の中禅寺湖漁協とは思えないほどの神経質さだ。無論、魚のモニタリング調査でセシウムが国の定めた基準値100ベクレルを上回った場合は四の五の言わせずに中止となる。

実は4月28日、丸沼の特別解禁を堪能した帰り道(当然、中禅寺湖畔を走りマス)地元の方に原発の風評被害を尋ねたところ、★華厳の滝の飛沫を浴びたら被ばくする★観光船に乗っても被ばく……などといった信じられないような噂に悩まされているそうだ。湖畔にある食堂の名物メニューだったヒメマスは無論、ニジマスの塩焼きも地元の魚は使えない。

岸釣りしかも場所を国道側に限定しての解禁はキャッチ&リリースを組合員が監視するためである。県と水産庁そして厚労省のお役人が協議の結果、国側が一歩も譲らなかった条件が釣れた魚の処置、つまり釣り人が魚を持ち出さない事の厳守だったという。

これを湖全体で順守させるとしたら監視員の数は莫大になる。ヒメマスやワカサギなどの市場価値がなくなった今年、漁協はもとより地元の飲食業者は大打撃を被っている。観光客の中でも小中学生の修学旅行など団体ツアーが相次いでキャンセルしているそうだ。

同湖の問題は、もう一つある。それはアングラードリームになっている巨大淡水魚レイクトラウトを外来性害魚にしようとする動きだ。もし本決まりになったら湖の価値は半減してしまうだろう。1m=10sオーバーのレイクトラウトが釣れたら剥製に……でも、現状ではこの夢も叶わない。
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八方塞がり的な同湖だが、丸沼の帰り道に相棒の石田君の紹介で何度か訪れている「開運表札と日光彫」の名人・山田久峯さん(78)が店先で匠の技を披露している歌ケ浜の「山田屋」に一年ぶりで顔を出した。彼女は額の中央に“仏ぼくろ“”を持つ奇特な方。その福々しいお顔を見るだけで何だか幸せな気分になれるから不思議だ。

界隈には1分ほど待てば表札やキーホルダーの札を一刀彫で仕上げる名人たちがいる店があるが、彼女ほどの面持ちの方は残念ながらいない。たった1度だけ東京中日スポーツの釣り面で紹介したのを喜んでくれ、未だに私と石田君を歓待してくれる。今回ご馳走になった草餅と黄粉は子供のころ、祖母が作ってくれた懐かしい味がして、本当に美味しゅうございました。

こんな騒ぎになっても、日光の市会議員や県会議員は誰一人として中禅寺湖へ視察に来ないとか。彼らが次の選挙戦で、どんなに立派なマニフェストを掲げても、恐らく票を投じる人は少ないだろう。

(フィッシングブロガー森本義紀=元東京中日スポーツ釣り担当デスク)
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朝飯前に快釣!! 奥日光・丸沼ルアー&フライ限定特別解禁

2012/04/28 19:38
4月28日、約40年にわたって通い続けている奥日光・丸沼(群馬県片品村)のマス類がルアー&フライに限定して特別解禁(エサ釣りを含む一般解禁は30日から)された。
昨年の特解初日は湖面の3分の2が結氷しており、エレキ(電動推進機)を積んだボートで前後進する砕氷作業を繰り返した結果、スクリューのネジが緩み欠落してしまい、にっちもさっちも行かず、エンジンボートで巡回中だった同沼スタッフの“助け舟”で事なきを得た。

今年は例年にない大寒波が気懸りだったが、前日(27日)夕方に到着したところ、湖面はエメラルドグリーンともいえる本来の美しさ。周囲の残雪も昨年に比べたら半分以下で貯水率も約65%と良好である。同行した相棒の石田和外君も、これにはびっくり。寒がり屋の彼に今年の丸沼は天国に見えたらしく「なんだか明日は釣れそうな気がする」と喜び勇んで二人とも早めに就寝した。
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入釣受付は例によって、別棟の食堂兼土産物屋の「湖畔亭」で午前4時前から始まった。無料駐車場は例年より車が多いうえ、30隻あるボートは予約でほぼ満杯であった。午前4時半、夜が白み始めた「丸沼温泉環湖荘」前の浜はボート乗り場を除くと、ウエーディングで狙うフライマンが10数人並んでいた。

私たちは必ず様子を伺う牛舎跡の沖合からルアーキャスト。しかし、夜明け前は水温気温とも10度前後のせいか、ノーバイト。好転したのは日差しが眩しくなったころに狙った最奥部の国道下とダム堰堤付近に入った時。まず石田君がミノーで30p級をヒット。私は10gのスプーン「バッハスペシャル」のオレンジ&黒金オンリーの作戦だった。

1尾目の後、彼は3尾立て続けにバラシ。そのうちの1尾はボート直下まで引き寄せながらサヨナラ。ピークを迎えたのは日が高くなり始めた7時前後から。ダム堰堤寄りの左岸をハーリングで探っていたらWヒット。ほぼ同時に2人の竿にチョンと来たのだが、これが当たりと言うか、何か浮遊ゴミを引っ掛けたような感触なのだ。
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ボートをスローで流すハーリングは時に、バイトした魚が同じスピードに乗って動くため明快な魚信が出ずエレキをオフした途端、ジャンプしたりグイグイ潜り込むのだ。これを機に停船状態にして互いにキャスティングすると“百発百中の入れ食いモード”。約30分間まるで魚群が居座って、私と石田君が投げるバッハスペシャル(彼は青と黄色を使用)を待ち構えたようにアタックしてきた。

共に10数尾連チャン(持ち帰り制限尾数は5尾=2人とも全魚キャッチ&リリース)の快挙であった。石田君は丸沼歴4年だが、その10倍のキャリアを持つ私も、こんな“大釣り”は初めて。しかも殆どが40p前後のピンシャン・レインボーだった。

丸沼のネイチャーガイドを受け持つ星野君は「前日までにブラウンとオショリコマを交え2d放流しました……」と話していたが、魚体の綺麗さから見て私たちが釣ったのは昨年放流したと思われる30p級のニジマスが越年かつ野生化した、いわゆる「半天然魚」だと思われる。

“お祭り騒ぎ”が一段落した後、ホテルでの朝食を8時半に頼んだ関係で、それに間に合わせるべく、ハーリングとキャスティングを繰り返したながら浜へ戻ったが、石田君が2尾追釣しただけ。朝食後、少し冷えた体を自慢の温泉入浴で温め、もうひと踏ん張りしようかと思ったが、前日と打って変わっての快晴となり、10時すぎの気温は20度と汗ばむ陽気に。しばらく湖畔で釣り師たちの動きを見ていたが、朝ほど竿は立たない。

石田君の「もう十分楽しんだから帰ろうか」の声に異論はなかった。帰路に立ち寄った丸沼より標高が高い「菅沼」はキャンプ村側の一部を除き、全面結氷していた。わずかな標高差が春と冬を隔てる国道120号(別名=日本ロマンチック街道)は、こんな見どころもあってGWのドライブ旅行に好適だ。
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☆フライ・ルアー限定!第3回丸沼釣り大会☆
豪華賞品盛りだくさんの大会が好機ともいえる6月23日(土)に開催される。
受付は午前5時、スタート5時30分(以降、随時検量受付)、正午に検量終了。
参加定員100人(ボートは30隻)、申し込み締切6月20日(定員になり次第締め切り)
参加費(入漁料)2100円、貸しボート1日3200円(3人乗りまで)当日払い
問い合わせと申し込みは丸沼温泉環湖荘=電話0278−58−2002=まで
※お得な入漁料がセットになったフィッシングパックは1泊2食付き1万2300円(サ・税込)

▽2011年間大物賞(釣り人の氏名は割愛)▽
ルアー部門レインボー58p=4月23日、ブラウ67p=10月21日、
イワナ53p=5月23日、サクラマス44p=6月4日
フライ部門レインボー60p=4月29日、ブラウン(該当魚なし)、
イワナ50p=5月20日、サクラマス35p=10月23日
※エサ釣りで5月1日に70pのブラウン

(フィッシングブロガー森本義紀)
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旧知の写真家・秋月岩魚さんから約30年ぶりに元気な便り!

2012/04/26 19:41
先日、写真家生活50周年の祝賀パーティーを開いた青柳陽一先生と話をするたびに消息を気にかけていたのが門下生の写真家・秋月岩魚氏である。

私より一つ年上の同氏は、いわば“兄弟子”のような存在だが、プロカメラマンとして独立した後年、ライターとして上梓した「ブラックバスがメダカを食う」は釣り業界に一石を投じることになり、バス景気に沸いた業界を“震撼”させる引き金となった。

釣り記者だった私は青柳先生を介して秋月氏と親しくなり、氏の結婚式lに招かれたり、芦ノ湖でフライのキャスティングを教えてもらった。釣りの写真を独特の映像美で表した作品は評判を呼び、一時は専門誌のグラビア連載を抱える売れっ子作家になったのである。
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その写真に刺激されて九州・福岡から上京、氏の紹介もあって現在、釣り写真の第一人者になっているのが津留崎健氏だ。そんな“釣りの道”の途中で秋月氏の書は大新聞に取り上げられた結果、釣り人の密放流=生態系の危機といった自然環境破壊問題がクローズ・アップされて行った。

この顛末は釣りファンなら周知のはずだから割愛させていただくが、いわゆるバス論争が持ち上がった時、どこからともなく「森本が“黒幕”にいる」との噂を耳にした。もちろん、根も葉もないことだが、この世の中、どんな業界でも足を引っ張る輩が絶えないことを痛感した。

釣り担当デスクになった時、秋月氏は“バス害魚論”の急先鋒として釣り業界と敵対する姿勢を貫いており、バス問題の是非を問うシンポジウムも数回開かれた。しかし、私は敢えて取材も参加もしなかった。記者として私のバスに対するスタンスは「魚に罪はない」の一語に尽きる。
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ある意味で釣り業界を裏切り、右肩上がりの売り上げは激減して業界はどん底に陥った。恐らく氏の提唱は通算すると業界に数百億円の損失を与えたと思われる。釣り写真家としての糧を棒に振ったものの自然環境の大切さを唱えた氏の勇気ある行動は決して侮れない。いま冷静になってバス問題を考えると、安全神話が崩れた福島の原発事故に、どこか似ているような気もする。

さて、釣りの仕事から退いたのが幸いしてか、懐かしき兄弟子からポストカード集「風になった男たちの夏」(写真はその一部)が届いた。秋月氏は1964年、東京オリンピックの自転車競技をコース最大の難所である八王子の高月峠で見て以来、その魅力にははまり、プロの写真家になった時、同競技の国際大会「ツールド・フランス」を撮影する機会を得て現地へ飛び、選手たちの躍動感と自転車そのものの美しさに感動したという。

氏が釣魚写真とは趣を変えた異彩を放つサイクル・フォトを12枚セットにしたポストカード(定価1200円=送料、税込み=1部につき500円が東日本大震災復興支援金として寄付される)を添えたメッセージが届いた。

後で知ったのだが、秋月氏は昨年2月、品川のキヤノンギャラリーで写真展「自然の奥の神々〜山川草木の風景」を開いていた。私は愛機がペンタックスのため、キヤノンのHPにアクセスすることは殆どなく見過ごしていた。カードとともに近況として外資系航空会社の広告写真撮影などの仕事も入り、海外ロケの予定も添えられていた。

☆ポスターカード集「ツールド・フランス」は氏のオフシャルサイト(秋月岩魚で検索可)で購入できる。同HPは従来、全く更新されなかったが、ご本人は「もうネットの機能性を無視できなくなってきたし、携帯電話も必要だね」と述懐していた。

(フィッシングブロガー森本義紀)
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完成した東京スカイツリーの“逆さツリー”を久しぶりにウオッチング!

2012/04/25 12:25
前夜の雨が上がり、初夏を思わせる天気になるとの予報が出た4月24日の早朝、久しぶりに
東京・墨田区の「東京スカイツリー」周辺へ行ってみた。

相当な人出が予想されるゴールデンウイーク前に、これまで定点撮影をしてきた北十間川の周囲を見て回ったが、川沿いの一方通行路は護岸下の遊歩道とともに綺麗に整備されていた。
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東武鉄道の業平橋駅は20日に「とうきょうスカイツリー駅」と改称され、改札口などが拡張されてリニューアル・オープン。ただし、駅前の信号機に付随した地名標示は「業平橋」のままであった。

“逆さツリー”のビューポイントは十間橋の歩道上だが、午前6時前とあって、カメラマンの姿は皆無。川面に移る反射絵と実景を全て入れ込むには持参したデジカメ一眼レフの超広角レンズ(14_)でもフレーム・アウトしてしまう。
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ツリーの直下を流れ、隅田川に通じる北十間川は両岸が親水公園風の遊歩道になっていて一部は通行できるようになった。上流の文花地区にある横断歩道橋から撮影すると何とか、ツリーの全容が写った写真が撮れた。
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帰途は四ツ木にある避難橋を渡って荒川の土手から対岸に見えるツリーと水族館などが入る複合施設のビルを望む風景を撮って久しぶりの“朝ドラ”を終えた。
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福島県伊達市で青柳陽一先生の写真家生活50周年を祝うパーティー♪♪満開の桜も祝福!!

2012/04/23 13:53
釣りが縁で東京中日スポーツ釣り担当記者時代に知り合い、45年余にわたって家族ぐるみのお付き合いさせてもらっている“ボス”こと写真家の青柳陽一先生(74)が今年で師匠の写真家・杵島隆先生の元から独立してプロカメラマン生活50周年を迎えた。
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現在、福島県伊達市に居を構えるボスのライフワークを祝う会が4月21日夜、地元・保原町のイタリアン・レストラン「TRATTORIA LA WASABI」を貸し切って開かれた。会場スペースの関係で親しい友人たちに限定してのパーティーには最長距離で、ドイツ・ベルリンから来日した国際的コントラバス奏者の高橋徹氏をはじめ、東京勢や地元の名士らを含めて計30数人が駆け付けた。
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当ブログでも「東京・青山辺りにある店に負けないイタリアン」と書かせてもらったWASABIは初めて訪れた東京勢の舌もうならせる数々の料理が供された。最も好評を博したのは大葉とシラスを使ったピッツァである。参加者たちがプレゼント代わりに持参した紅白のワインや特別な吟醸酒「飛露喜」(日本酒ながらフルーティーな香に驚いた)などが抜かれ、後は色気と行きたいところだが、残念ながらゲストは全員男性。男の息がムンムンだったが、ボスの長女でウエブデザイナーの朋さんと同店の女性スタッフと一緒に、かいがいしく動き回って花を添えた。
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「女性は数えきれないほど撮影したから、もういいよ」とはボス。1960〜70年代の有名女性タレントは「週刊平凡パンチ」のグラビアで殆ど裸にしているうえ、アメリカやヨーロッパの金髪美女たちも脱がせまくっている。このため、ヌード専門の写真家と思われがちだが、名前は出ないもののマツダやブリヂストンタイヤ、日本航空、東芝といった企業のカレンダーやカタログ、ポスターなどを広告写真家としても多数撮影している。

写真を趣味にしている方なら先刻承知と思われるが、ボスと同世代の写真家で今も活躍しているのは篠山紀信氏と立木義浩氏のご両人くらい。老いてますます盛ん……のボスを慕う“仲間の会”は堅苦しいことが大嫌いな先生らしく、社長も平社員も同列。ボスを仲介役に彫刻家、音楽家、友禅師、ムービーカメラマン、アパレル、鋼材&ナイフディーラー、建設業、歯科医、総合病院の院長etcと異業種の“専門家”たちの集まりである。(下の写真は「奥鬼怒岩魚保存会」のメンバーと青柳先生)
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今回の集まりは内輪ばかりで、これに平凡出版(現マガジンハウス)、文芸春秋社、毎日新聞社などといったクライアントが発起人なればホテルの大宴会場が舞台になってしまう。「わざわざ福島まで来てくれる友人や仕事関係者には知らせたけど、枠を広げたら収集がつかなくなるからな」とはボス。
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私は今回、ノンアルコールで東京方面からマイカーでやって来た友人のトランスポーターを務め、場所をスナックバーに移しての二次会を含め、月舘町にあるプチホテル「つきだて花工房」まで往復3回のドライブをこなした。最終便は午後11時で常宿の青柳邸に帰着したのは深夜零時前であった。
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翌22日は午前8時から「花工房」で泊まった皆さんとボスを交えた朝食会。同施設の周りは四季を彩る花々が咲くが、惜しいことに桜はまだ3分咲き。しかし、東北自動車道・国見ICを出て5分足らずのところにある「観月台公園」のは満開であった=写真。ただ、東京と違って花見の宴会を開いているグループは見当たらなかった。やはり、見えない恐怖と戦っている県民諸氏には、まだ心から花見を楽しむ余裕はないのかもしれない……。

(フィッシングブロガー森本義紀)
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晴釣曇映〜〜走り屋なら見逃せない洋画「ドライヴ」は青信号!!

2012/04/20 03:19
4月19日、怪しげな雲行きだったが、日没まで雨は降らずじまい。3月31日に公開されたものの都合がつかず、鑑賞が延び延びになっていた洋画「ドライヴ」(監督:ニコラス・ウィンディング・レフン)を「ユナイテッド・シネマ豊洲」で観た。

全国公開といっても配給元が弱いのか、都内で同作品を上映している劇場は少ない。どちらかといえば、メジャーではなくインディペンデント系の映画である。しかし、主演のライアン・ゴズリングは「スーパー・チューズデー 正義を売った日」で、大統領選挙戦の若い敏腕選挙参謀を好演した成長株の男優だ。
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本作では打って変わって天才的なドライビング・テクニックを持つ、寡黙でストイックな“逃がし屋”をニヒルに演じ切っている。内容からいって、ハリウッド版「トランスポーター」とも言えなくないが、本家が特殊部隊上がりのスペシャリストなのに対し、こちらは普段は自動車整備工場の優秀なメカニックで時折、カースタントのアルバイトをしつつ闇の世界と繋がり、強盗犯の逃亡に一役買う設定だ。

売り物のカーチェイスは、ロサンゼルスを舞台に殆どVFAを使わず荒唐無稽なシーンは一切ない。最初に登場する中古アメ車「インパラ」の走りはナイト・シーンなので、やや期待外れに終わったが、次の大仕事のために盗んだ「マスタング」と「クライスラー300C」とのチェイスはS・マックイーンの名画「ブリット」(1968年)のマスタングGT390vsダッジ・チャージャーの走りを彷彿させる。

ストーリー展開が本格的に面白くなるのは、密かに思いを寄せるアパートの隣室に住む子持ちの人妻(キャリー・マリガン=日本人受けする美人)と交際が始まり、やがて服役中の旦那が出所してから。それまで若干の中だるみがある。

そして、肝心の走りは奇をてらわずに演出したせいか、VFXを駆使した「トラスポーター」や「ワイルド・スピード」ほどの迫力は感じられない。ただ、前2作はいささか破天荒なところがあり、映画の本質としては「ドライヴ」の方が“運転上手”だった。

(シネマブロガー森本義紀=東京映画記者会OB)
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半世紀にわたる歴史「東京釣り記者会」の会員名簿は断捨離できません!

2012/04/19 06:13
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数年前からアラシックス世代の間で“断捨離”が注目されている。要するに生前整理である。かく言う私も離職後、家内から「ブタ小屋」といわれている書斎(それほどのものではないが、一応自室なので)に立てかけてあった数々の竿や、仕舞い込んだまま殆ど使わないリールなどを「大事にしますから……」と言う後輩の釣友に譲ったりして、少しずつ片づけている。

釣りに関する資料や書籍も膨大な量で、こちらも断捨離の対象だ。「処分する前に一度整理しなければ……」と思い、ラックケースの中身を調べ始めたところ、懐かしい小冊子「TOKYO FISHING PRESS CLUB」のタイトルがある東京釣り記者会の会員名簿が出てきた。
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掲載されているメンバーの中には鬼籍に入った方々も多いが、私と同世代の会員諸氏の若き顔写真が当クラブの歴史を物語っている。現在、月に1度の会合で会うのはサンケイスポーツ(現釣りビジョン)の野口哲雄氏、スポーツニッポンの林悠二氏、日刊スポーツの長瀬川忠信氏の3人しかいない。
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この名簿とともに清貧極まりない釣り記者会に多大なバックアップをしてくれたのが「東京釣具商協同組合」(10数年前に解散)の皆さんだ。とりわけ組合理事長だった釣り具卸「ツネミ」の故常見保彦社長には名簿に加え、ペン先と釣り針を形取った会員バッジまで寄贈してもらった。

さらに常見さんは東京・湯島のビル内にあった組合事務所を“記者会の会合場所”に提供してくれた。年に2回、日ごろの感謝を込めて幹事社が茶菓を挨拶代わりに持参したが、会合では毎回お茶菓子まで用意してくれた。

釣り具の見本市を始めたのも同組合である。最初は業者と報道関係者を対象にした内覧会みたいな催しだったが、第一次釣りブーム(故服部名人が11PMで活躍し始めた時代)を機に一般ファンに開放したフィッシングショー形式になってきた。

最盛期には晴海の国際見本市会場で盛大に開かれ、ブラックバス釣りが台頭してきた第二次釣りブームの時代になると、晴海より広大な幕張メッセ国際展示場に移った。そして、この入場料収入に目を付けたのが「社団法人・日本釣用品工業会」で、最初は共催の形であったが、記者たちの間では「軒を貸して母屋を取られる?」の疑念が取沙汰された。

釣具商組合はショーの収益で事務所を維持する一方、貸切バスを仕立てて格安な「親子釣り体験教室」や恵まれない子供たちを招待した釣り会なども行っていた。結局、記者たちの懸念は現実となり、国際フィッシングショーは日釣工がリードする事態になったのである。

当時の日釣工・大村隆一会長(ロッドガイドで世界一のシェアを誇る富士工業の2代目会長=2003年に死去)には、スポーツキャスティング(投擲距離を争う競技)の会場で知り合ったが、故人は1960年、国立競技場で開かれた「第一回全日本スポーツキャスティング選手権大会」で137mの飛距離を記録して見事優勝している。

投げ釣り界(シロギス)では当時、巨匠として小田原一鱚氏(本名・大野信男)が君臨しており、同氏のガイド大口径化論が先行していたが、大村さんが1966年に「小口径&背高ガイド」を提唱し始めると両者の対立が釣りマスコミを賑わした。その結果は投げ竿に限らず、現在のロッドガイドを見れば一目瞭然だ。

大先輩・大村さんの武勇伝は逸話として聞いていたが、釣り記者になってお会いすると当時のエピソードを喜んで話してくれた。また後年、写真家の青柳陽一先生や釣り仲間と一緒に静岡県掛川市にある公園のような工場に招待してくれ、敷地内にあるプライベートポンドでブラックバスを釣らせてもらい、海外の取引先の要人を接待する“迎賓館”も見学させてくれた。そんな大村さんはフィッシングショーの主催者になって「乗っ取ったなんて言わんでくださいよ。釣り界の発展に尽くすのに変わりはありませんから……」と苦笑しながら弁明していた。

いわゆるメーカー団体が主催する見本市的イベントはモーターショーを筆頭に、カメラショーなど枚挙にいとまがない。ただ、フィッシングショーは他のイベントに比べ会期が2〜3日間と短い。会場費などの収支を考えると一週間なんて持たないからだ。

その後、日釣工は都心の八丁堀に念願の「日本フィッシング会館」を建設する。当初は釣り文化の発展と情報の発信地を謳い文句にして1階に入場無料のサロンを設け、全国で発行される釣り雑誌や加盟各社のカタログ閲覧、さらにVHS釣りビデオの無料視聴などが楽しめる憩いの場だったが、いつの間にか“身売り”され、テナントとして居酒屋が入ったのは記憶に新しい。

そのころ、東京釣り記者会と日本釣りジャーナリスト協議会は会合場所を自前で探しながら転々と定例会を行っていたが、窮状を知った大村会長の一声で会議室を無償で貸与してくれる事になった。日釣工の事務局は最初のうち、規定通りの有料使用を申し出ていたが、ジャーナリス協議会・鈴木康友会長の強硬な訴えてもあり、「事務局は渋々了承した」と漏れ聞いた。

何のためのフィッシングショーか、何のためのフィッシング会館か……それを忘れてしまっては元も子もない。この4月13日に開かれた定例会では日釣工側から横浜で開かれた「国際フィッシングショー2012」の事後報告は無論、初代&2代目の時はお披露目会見をした同ショーの柱にもなっているアングラーズ・アイドルの紹介もなかった。

これで3代目が本当にアイドルとしてファンに認知されるのだろうか……このままではマスターべーションに終わってしまうだろう。事務局の陣容が一新されるそうだが、釣りファンと業界のパイプ役を担う私たちを軽視するようでは本来の目的から離脱していると言わざるを得ない。

※会員名簿で私の師匠・高崎武雄さんが東京新聞で加盟しているのは記者会の陣容をアピールするためと収入アップ(記者会費=月額1人600円/現在も変わらず)を図るためです。

(フィッシングブロガー森本義紀=元東京中日スポーツ釣り担当デスク)
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“友郷の栃木”塩谷町「尚仁沢アウトドアフィールド」で待望のイトウ! 5月末に魚 総ざらいのエサ釣り

2012/04/18 13:33
4月17日、不思議な縁で近所に住む小学校と高校時代の同級生・村松明雄君を誘って昨年秋のリニューアル・オープン以来ルアーフィッシングのホームグラウンドになっている栃木県塩谷町鳥羽新田の管釣り「尚仁沢アウトドアフィールド」へ釣行した。

出発は午前4時45分。村松君をピックアップして首都高から東北道を北上。上河内SAのETCスマート出口から県道を玉生経由で同フィールドに着いたのが午前7時すぎ。すでにフライマン1人と10数人のルアーマンが釣り始めていた。
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前夜の天気予報だと宇都宮地区は雨だったし、東京も午後から夕方にかけて降る見通しであった。それが8時すぎになると嘘のように晴れ渡り、陽気も増して魚の活性が高まった。これを裏付けるようにマス類が盛んにライズし、湖岸ギリギリの所を何尾かのデカマスやイトウが回遊し始めた。
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そして、各所で60オーバーの大物が続々とルアーにヒット。しかも今までになく、70〜80p級のイトウが目立った。オーナーの阿久津君が採算を度外視して大量放流を続けているせいもあるが、15日の日曜日は入釣者が60人と過去最多の入りを記録したそうだ。それから一日おいた当日は私たち(約1時間半遅れで宇都宮在住の石田和外君も合流)を含め16人が竿を振った。

この日、私は疑似餌工房「彦」のルアービルダー嶋野徳彦君が“尚仁沢モデル”として作った新製品(背=オレンジ、腹=ゴールド。長さ約5p/重さ約3・5g、ツインフック)のミニクランクと愛用のバッハ・スペシャルで釣戦。マスのルアーフィッシング3回目という村松君にも同じバリエーションのルアーを色違いで使ってもらった。
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既にイトウ3本、デカマス2本がヒットしていた午前9時ごろ、彦ルアー(ディープ・シンキング)が着水してカウントダウン後、リールを数回巻いたらゴトン! と鈍い当たりと同時に重量感たっぷりな引きに変わった。

愛竿(スミス・フィールド・ドーリム/FLFU64)は“へ”の字を描き、リール(ダイワ・カルディア=ナイロン4ポンドテストライン)からドラグを滑らせて糸が出ていく。約5分の攻防で引き寄せた魚は何と70p強のイトウ。少しやせているものの尾ビレがピンシャンの美形だった。
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完全にフッキングしているのを確認後、滅多にないことなので竿を村松君にバトンタッチして引きを味わってもらい、その後、写真マニアの彼に私のランディングの絵を撮ってもらった。
「もうこれで十分!」と思い、今度は別の竿(スミス・トラウトスピン/GTR60ULにダイワ・セルテート2506=ナイロン3・5ポンドライン)でスプーン・フィッシング(バッハSPオレンジ&シルバー)に切り替えたところ、湖面中央でドスン!

これは残念ながら直後に背ビレにフッキングしたのが目視できた。しかし、スレもヒットの内と慎重にやり取り。これが意外とファイトしてくれ、先刻のイトウを上回るシーソーゲームを堪能し、ネットインさせて即リリースした。

一方、アラベスクを使ってレギュラーサイズをコンスタントに釣っている石田君を見て、それまでノーヒットの村松君は釣り方を石田流に変えた。午前中はなかなか要領が掴めず苦戦したが、昼食後の第1投で60サイズのマスをキャッチ&リリース。さらにレギュラーサイズを3尾追釣した午後1時前、急に稲光がして雷雲が広がり始めた。「この近くにある寺山ダムの上空は県内有数の雷雲が発生する場所だぜ」とは石田君。
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「どっちかがもう1尾釣ったら帰ろうよ」と言い出した石田君が見事ラストワンを飾り、同1時15分に釣り場を後にしたが、これは大正解だった。山を下ったところで大雨、いつもの寄り道温泉「梵天の湯」の入浴タイムは全く濡れずに済み、土砂降りになったのは東北道・鹿沼ICから佐野・藤岡辺までで、羽生PAから先は降ったりやんだりであった。文字通り、馬の背を分けるような雨脚だったが、村松君も私も“晴れ男”のまま帰宅できたのである。

☆5月26〜27日は“在庫処分”エサ釣りフェスタ☆
午後水温が上昇する夏季に備え、5月いっぱいでシーズン前期の営業を終了させるため、2日間に限りエサ釣り限定の釣り放題になる。
料金は26日(午前8時〜午後3時)4500円、27日(同)3500円の予定。
大物に対処してリールの使用は可能だが、仕掛けの投入は一切禁止。ウキ釣り&脈釣りに準じた釣り方になる。
28〜31日はルアー&フライ、エサ釣りの混合営業になるが、料金は未定。なお、6月から9月中旬ごろまで釣りは休業するが、キャンプ&バーベキューは予約制で営業の予定。
※同エリアで限定販売している「彦ルアー」は人気沸騰で完売したが、先ごろ、再入荷した。ハンドメイド&オリジナルの威力を是非お試しあれ!

(フィッシングブロガー森本義紀)
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終わりが見えない放射能汚染〜〜東京海洋大学Fカレッジで有意義な講義!

2012/04/17 18:03
4月16日夜、東京・港区港南の東京海洋大学・品川キャンパスで月1ペースで開かれる奥山文弥氏(同大客員教授)主宰の「フィッシング・カレッジ」(受講無料)に出席した。これで75回目の開講になる同カレッジは、サケ類のフライ&ルアーフィッシングを生涯の趣味とするフィッシングライター奥山文弥君(30年余の付き合いのうえ、年下なので親しみを込めてクンと呼ばせて頂く)が、「釣りを科学する」をコンセプトに「釣り師が最低限知っておきたい教養を高めて行こう」という趣旨で平成17年10月に始まった。

海洋大の前身・東京水産大学時代は勤務先(中日新聞東京本社)が運河を挟んで同キャンパスと指呼の距離にあった。しかし、開講時間が原稿締切時間と重なり、出席はかなわなかった。離職してフリーになったのを機に受講を心掛けている。奥山君とは彼がダイワのフィールドテスターをしている時代に知り合った。彼の師は今は亡き「テツ西山」ことダイワの名広報マン西山徹氏である。

さて、今回は補助椅子が出されるほどの“大入り“に。釣りファンに交じって東大井の船宿「いわた」ら東京湾を釣り場にしている遊漁船の船長ら業界関係者も大勢駆け付けた。
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第一部「海や川へ広がる放射性物質」の講義は石丸隆教授。去る2月13日、東京・八丁堀の日本フィッシング会館で行われたシンポジウムに次ぐもので前回に比べ、さらに明らかになったデータとともに解説してくれたが、「大きなスズキや底魚のカレイを除けば、魚のセシウムは概ね安心できるレベルに下がってきています」と言い、受講者から安堵の声がもれた。

東京湾の魚は無論、これから本格化する潮干狩りのアサリについても「まず問題はないでしょう。ただし、調査は続けないといけません。広島や長崎の原爆と比較するには当時のデータがありませんから何とも言えませんね」と話していた。
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第二部「それでもサケは帰ってきたが…」は地震・津波・原発の三重苦に喘ぐ福島県楢葉町にある木戸川漁協サケ孵化場の鈴木謙太郎場長(意外に若く青年という感じ)が厳しい現実を明かす。サケが遡上する南限と言われている同川は、9年前から「釣獲調査」の呼称で河川でのサケ釣りが限定解禁された。その草分け的存在の北海道・虫類川を見習い、本州で初めてルアー&フライによるリバーフィッシングの“特区”になった。

「木戸川漁協はもちろん、楢葉町は今でも3・11のままです。飼育していた稚アユ70万尾は放流目前にやられました。1500万尾ほどいたサケも、ほぼ全滅状態。でも、昨秋サケたちが元気に帰ってきました。これらからセシウムは検出されてません。孵化の仕事も何とか再開できる見通しがつきましたが、安全宣言が出ても切り身やイクラを買ってくれる人がいません。福島の内水面漁協はどこも同じように困窮しています……」とスライド上映とともに“現実”を報告した。(下の写真は産卵を終えたサケの死骸で埋め尽くされた木戸川河口付近=「見るに忍びない姿でした…」と鈴木場長。漁協関係者は特別許可を得て楢葉町に入って撮影)
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小名浜港近くに自宅がある鈴木さんは津波から九死に一生を得たが、楢葉町では13人が今も行方不明になっている。同じ漁協でも損害が大きい海の漁協にはマスコミも熱心な取材を続けているが、河川湖沼となると言葉は悪いがおざなりのようだ。「東電から(補償の)一時金が出ましたが、想像以上に低い額でした」と話す一方、県や国の対処には疑問を感じているとも。この不信感は彼だけではなく、大震災以降ならすと月に1度のペースで訪れている福島市や伊達市の知り合いの青年たちも全く同じである。

最後に鈴木場長は木戸川河口にかかった虹のスライドを映し出し、そのクレジット福島に遊びに来てくんちぇ! 顔晴るぞ 福島!!」の意味を明かして締めくくった。岡田政権は原子力発電復活へと舵を切ったが、「果たしてそれでいいの!」の疑問符は消えない。

沖釣りでは現在、茨城の海が福島原発に四苦八苦している。大判あるいは座布団の形容詞が付くマコガレイをはじめ、ヒラメ、スズキ、メバルといった魚たちが漁協で水揚げして出荷できない以上、釣りの対象から外さざるを得ない。従って、現在の釣り物はヤリイカが主流。希望で一つテンヤのマダイも狙っている。

放射性物質が全く検出されないヤリイカだが、そろそろ終盤である。今後は乗っ込みマダイがメーンターゲットになるが、今のところ、マダイはセシウム検査を受けていない。もし県漁連が定めた50ベクトルを上回る数値がマダイから検出されたら廃業に追い込まれる船宿が出るかもしれない。

私も現実に見ているが、福島県内では渓流魚が釣り可能な河川が解禁されても入渓者は皆無に近い。管轄する漁協は遊漁券が売れず青息吐息の状態。また、県内の釣具店が次々閉店に追い込まれ、内水面漁業関係者は未曾有の“原発不況”に泣かされている。

☆次回の講座「釣りエサの科学 実は魚もグルメだった」
▽5月14日(月)午後6時半より 講師  長岡寛氏=(株)マルキユー企画部次長
▽場所 東京海洋大学・品川キャンパス 7号館1F多目的研修室=参加費無料

(フィッシングブロガー森本義紀=日本釣りジャーナリスト協議会 会友)
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晴釣雨映〜「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」&「バトルシップ」〜両極端だが、共に面白い!

2012/04/15 11:36
公開直後に鑑賞できなかった名女優メリル・ストリープの主演作「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」とユニバーサル映画100周年記念SF超大作「バトルシップ」を花冷えとなった4月14日に鑑賞した。

今年の第84回アカデミー賞・主演女優賞、メイキャップ賞を受賞しただけにメリルの演技は掛け値なしに素晴らしい。と同時に認知症に苦しむ晩年の姿をリアルなメイキャップで表現、ドキュメント映画のような迫力がある(フォークランド紛争など実際のニュースフィルムも挿入されている)。
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英国ロンドンで暮らす元首相の回顧録風に描かれているが、ミュージカルタッチの主演作「マンマ・ミーア」でコンビを組んだフィリダ・ロイド監督は単なる偉人伝に終わらせず、最愛の夫デニス(ジム・ブロードベント=脇役の名優)に先立たれた妻の哀しみを表面に出しつつ、雑貨商の娘が政界に打って出るサクセス・ストーリーを丁寧な演出で魅せる。
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強固な意志で低迷していた貴族社会の伝統を残す英国の国力を見事に復興させたサッチャー元首相の手腕は歴史が物語っているが、その半面、家庭を犠牲にしてきた母親の苦悩が語られている。

転じて英国と同じ島国の日本。彼女の爪の垢を飲ませたい政治家がごまんといる。混迷する日本の政局を見て、類まれなリーダーシップを発揮した“鉄の女”に匹敵する首相候補が現れない、いや見当たらないの寂しい。まあ、西国に独裁的な男性市長がいるが、まだ実行力は未知数である。

一方、「トランスフォーマー」を製作したハスブロ社が現実感たっぷりにエイリアンとの壮絶な戦いを描いた「バトルシップ」(監督:ピーター・バーグ=4月13日公開)」は子供だましの域を超えた一級の娯楽大作に仕上がっていた。

この手の映画は“前宣(予告編)”がすべてという作品が多いのだが、主演の自己中心的な新米海軍将校アレックスを演じたテイラー・キッシュは同時公開中のW・ディズニー生誕110周年記念SF歴史活劇「ジョン・カーター」の主役にも抜擢された新進気鋭の俳優。バトルでは日本から参加した浅野忠信演じる海上自衛隊の駆逐艦「みょうこう」の艦長として反目しながらも後半、生死を共にする友情で結ばれる。
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世界14カ国の艦隊が合同軍事訓練中の太平洋ハワイ諸島沖を舞台に招かざる客として飛来したエイリアンたちと地球存亡の危機を賭けて戦う。前半、圧倒的に優勢だった侵略者が次第に実態を現すまでのストーリー展開、米海軍のシェーン提督(リーアム・ニーソン=貫禄たっぷり)の娘サム(ブルックリン・デッカー)との恋愛模様、両脚を失って自暴自棄になった海兵隊員の活躍などを織り込んだストーリー展開は秀逸だ。

海戦だけに終わらずハワイ・オアフ島の山岳戦やラストで登場する米海軍記念艦「ミズーリ」のアナログ的な活躍に、現役をリタイアした人たちへのオマージュが込められているように感じられた。米国玩具メーカーの同名ゲームから発案された映画とは思えないほど“作り込み”がパーフェクトで、一緒に観た家内も「最後まで飽きず意外に良かったわ!」との感想。男性向きのようだが、キュートな黒人女性ミュージシャンのリアーナを勇気ある兵士に加えたのが功を奏している。

(シネマブロガー森本義紀)
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FJC日本釣りジャーナリスト協議会 総会〜〜第4回FJC大賞はJGFA名誉会長の岡田順三氏に!

2012/04/13 20:21
4月13日午後、東京・八丁堀の日本フィッシング会館で恒例の当協議会の総会と定例会が行われた。委任状を含めて過半数の議決権が成立し、昨年度の事業・会計報告をはじめ、今年度の事業計画などが満場一致で決まった。(写真は開会の辞を述べる鈴木康友会長)
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来賓として今月から水産庁の4代目釣人専門官(内水面調整係長)に着任した中川秀樹氏(45)が出席。介添え役の前専門官・山崎雄一郎氏から当協議会メンバーに紹介された。中川専門官は水産庁の出先機関である北海道漁業調整事務所からの赴任。「食べられる魚なら何でも…」と自らも竿を握り、北海道在職時には地磯からホッケ、ソイ、アブラコなどを釣ったり、アメマスのルアーフィッシングも楽しんだとか。
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ほとんど原発事故の影響を受けていない北海道に比べ、本庁では現在、放射能の対応に追われ本来の仕事が手につかない状況だそうだ。メンバーの歓迎を受けて「潮の匂いがする皆さんにお会いして内心ホッとした気持ちです……ウナギの稚魚シラスが大不漁になっている案件も緊急課題ですし、釣りの仕事に取り掛かるのは2、3カ月先になるかもしれません」とハキハキした口調で挨拶した。

もう一つの話題が釣りの発展や振興に寄与した人物を表彰する「FJC大賞」の授与式。今回で4人目となる受賞者は「JGFA」(ジャパン ゲーム フィッシュ協会)の前会長で現名誉会長の岡田順三氏(70)に決まり、FJC鈴木会長から表彰状と共に記念品(デジタル置時計)が贈呈された。
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青山学院大学時代に学釣連(学生釣魚連盟)、社会人になってから全磯連(全日本磯釣連盟)の役職に携わりながら伊豆大島のイシダイ釣りでは驚異的な遠投釣法で名を轟かせた。氏の釣り会「磯釣り人魚会」に張り合って、高校時代の釣友たちと私は「乙姫会」を結成して
石田和外君や後輩の佐野龍太郎君(父親の一郎氏も同行する事が多かった)そして若死にした菱沼清吉君らが大島や三宅島に足を運ぶようになったのである。

岡田氏はカジキ釣りの団体というイメージが強かったJGFAを当時、サンケイスポーツの釣り担当だったFJC野口哲雄副会長のアドバイスを得て、トローリングの団体から脱却すべく尽力する一方、いわゆるスポーツ・フィッシング=秩序とルールに則った釣りのアピールに努めたことが評価された。

「身に余る光栄ですが、一個人というよりJGFA33年の歴史に対して“もっと頑張れよ”との励ましを頂戴したように思います。もっと若者を釣りの世界へ誘いたいですね」と決意を新たにしていた。ちなみに氏は1000ポンドを超す巨大カジキを釣ったワールドレコードを持つ唯一の日本人である。

このほか、内閣府公益認定委員会に2万5000を超す申請案件が出ている中、この4月1日から公益財団法人に移行した「日本釣振興会」(松井義侑会長)の清宮栄一専務理事から今年度の事業計画なども明かにされた。

ところで、当協議会の鈴木会長が再三再四にわたり、招聘を呼びかけているにも関わらず「社団法人・日本釣用品工業会」(島野容三会長)の関係者は欠席。同じ会館内に事務局があるうえ、会議室も無断で拝借している訳ではない。国際フィッシングショー2012の経過報告だって、道義上きちんと行うべきである。

マスコミと協力、連携して釣り界の発展を願う「日釣振」と比べ、この「日釣工」の“冷淡さ”にはあきれるばかりだ。

さらに閉会間際、温和な鈴木会長が珍しく激高したのが、「アユ釣りを楽しむ すべての方へ 釣り人のためのアユ冷水病対策のポイント」と題されたパンフレット(写真)。社団法人・日本水産資源保護協会が農林水産省委託事業として、平成20年度養殖衛生対策推進事業で作成したもので、ここ数年、アユ釣りシーズンを迎えると全国の釣具店など配布されるが、今年も3万部用意される。
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ハゼとアユの友釣りに造詣が深い鈴木会長は「冷水病はとっくに終焉しているのに、さも釣り人が蔓延させているような誤解を招く。元凶は稚魚を増殖した琵琶湖の生産者にあるし近年、各河川の漁協は湖産の稚アユを買わない。そのシェアは10%に満たない。水産庁は勉強が足りませんね」と説教。これには中川、山崎の新旧釣人専門官もタジタジであった。

☆初心者限定“釣って食べよう”シロギスのしゃぶしゃぶ体験教室(日釣振主催)
開催日 6月2日(土)雨天決行▽集合地 浦安 船宿「吉野屋」
▽集合時間 午前7時30分▽募集人員 50人(小学生以上)
▽参加費 男性8500円・女性7500円・中学生以下4500円(乗船代、レンタル釣り具、仕掛け、エサ、氷、ライフジャケットツ、保険代含む)
▽応募締切 5月21日(応募者多数の場合は抽選)
▽申し込み方法 6月2日シロギス釣り教室参加希望と書いて、はがき・FAX・メールにて氏名、住所、年齢、電話番号(昼間連絡可能な番号)を明記のうえ下記まで。
〒104−0032 中央区八丁堀2−22−8 日本フィッシング会館3F 公益財団法人日本釣振興会 担当 高橋
FAX 03−5542−2941 メール Email:info@jsafishing.or.jp
※この教室はシリーズで開かれ今後アジ、ハゼなども対象に開催予定

(フィッシングブロガー森本義紀=日本釣りジャーナリスト協議会 会友=元東京中日スポーツ釣り担当デスク)
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東京のお花見W〜〜週末まで持ちそうな荒川沿いの名所「小松川千本桜」

2012/04/12 19:44
4月12日、何やらに“北の宇宙開発”が気がかりな宇宙記念日(旧ソ連が初の有人(ガガーリン少佐)衛星打ち上げに成功した)だったが、「銀河3号」の発射は見合わせた模様だ(午後5時30分現在)。

昨日の強風も収まって最高気温21度と初夏の日差しに誘われ、自宅から30分ほどのドライブで行ける江東区の「大島小松川公園」を中心とする荒川&旧中川沿いなどのサクラ見物に出掛けてみた。
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満開になった7〜8日には「さくら祭り」も開かれたが、まだ花は少し散っただけで見応えは十分。ただし、周囲の道路は全面的に路駐禁止のため、車窓からの眺めが中心になる。じっくり鑑賞するなら旧中川沿いに同公園の有料駐車場(1時間200円)があり、ここは人道橋の向こうに東京スカイツリーの頭部が見えるなど、ロケーションも良好である。
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平日とあってパーキングは、がら空き。団地敷地内のサクラも満開だった。江戸時代の釣り道具などを展示している「中川船番所」付近にも数本の桜があるが、ハイライトは何と言っても荒川沿い(江東区側)の堤防に放列を敷いたように咲き誇る千本桜だ。車道からも花見気分が味わえるが、堤防上の散策路を歩くと文字通りウキウキした気分に浸れる。
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あす13日夜から空模様が怪しくなりそうだが、花散らしの雨にならなければ、晴天の予報が出ている15日まで持ちそうな気配がする。小松川千本桜はマイカーより電車かバス利用がお勧め。
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電車は都営地下鉄新宿線「東大島駅」から歩いてすぐの距離。市川本八幡寄りの「船堀駅」で降りて船堀橋を渡る手もあり、こちらなら少し遠回りになるが、荒川に注ぐ新川沿いの桜並木も鑑賞できる。

(フィッシングブロガー森本義紀)
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