19~22歳の若者を対象にした釣行が無料になる新アプリ「つりマジ!」7月13日スタート!

リクルート・グループの「じゃらんネット」で、お馴染みの株式会社「リクルート ライフスタイル」(本社=東京都千代田区丸の内、代表取締役社長=淺野健)の「じゃらんリサーチセンター」が企画、運営する「若者を釣りに誘う」Webアプリ『つりマジ!』が、いよいよ7月13日から稼働することになりました。

同アプリは19~22歳までの男女を対象に、スマートフォンで「マジ☆部」をダウンロード(無料)して「つりマジ!」へ会員登録すれば誰でも簡単に利用できるコンテンツです。

登録すると参画した船宿(遊漁船)の乗合料金が無料になったり、ヘラブナやマス類の管理釣り場の入釣料が3時間無料(釣り場によって魚はキャッチ&リリース)になります。
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現在のところ、全国に凡そ600軒ほどある船宿のうち、このサービスに加盟する釣り船は関東圏を中心に全体の1割にも満たない状況と思われますが、これは「お客を“タダ乗り”させるなんて――」と考える船宿が多いためです。

しかし、参画した船宿はミュシュラン的に評価すれば★以上の優良点を与えられた――と思って良いでしょう。
どんな船宿、どんな管理釣り場がリストアップされたのか? 7月13日のスタートが待たれます。

(森本義紀=元東京中日スポーツ釣り担当デスク  FJC日本釣りジャーナリスト協議会 会友)

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年に一度開かれる「日本釣振興会」の懇親会に小渕優子議員と「維新の党」新代表・松野頼久議員も出席!

文字通り、釣り業界の発展を願って半世紀にわたり、様々な活動をしている公益財団法人「日本釣振興会」(高宮俊諦会長、麻生太郎名誉会長)の懇親会が、5月28日午後5時半から東京・銀座のレストラン「サンミ高松・銀座七丁目店」で開かれ、私も「日本釣りジャーナリスト協議会」(鈴木康友会長)の会友として出席しました。
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(開会のあいさつをする高宮会長=東京・銀座のレストランで)
毎年恒例のパーティーで麻生副総理は名誉会長に就任して以来、欠かさずに訪れて“麻生節”を披露する一方、気軽に記念撮影に応じるなど場を盛り上げてくれました。
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(10日前に代表になり、多忙な時間を縫って駆けつけ、祝辞を述べる「維新の党」松野代表)
しかし、今回はドイツで開かれる「G7」に出席するため、離日して欠席されましたが、釣り好きな国会議員が超党派で結成した「釣魚議員連盟」の中でも、時間をやりくりしてブラックバスやシーバス釣りに出かけている「維新の党」の代表になった松野頼久議員と、地元後援会の不正会計が発覚して引責辞任せざるを得なかった小渕優子議員が駆けつけたのです。
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小渕さんは言うまでもなく、日釣振の名誉会長だった故小渕恵三さんの地盤を引き継ぎ、いずれは女性首相の呼び声も高い議員でしたが、事務所や秘書の不手際が思わぬツマヅキになってしまいました。このパーティーや横浜のフィッシングショーでの言動を見受けた限り、とても悪徳な政治家と思えません。
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会場には他の議員より遅れて7時ごろ、到着しましたが、「もっか“謹慎中”の身ですが~~」と挨拶して拍手喝采を浴び、宴席の終盤はで日釣振の主事業である水中清掃活動にボランティアで尽力したダイバーの皆さんを表彰する際には記念撮影に収まり、個人的なツーショット写真にも気軽に応じていました。
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日本経済はアベノミクス効果で、株価が高騰するなど好景気に沸いていますが、まだ庶民の懐まで潤うには至っていません。日本の人口形成が少子高齢化に向かう中、釣り業界は依然、不景気感が拭いされません。
ベテランの佐田玄一郎議員が「釣りには趣味・文化・産業の3要素があり、今後も親子で気軽に釣りが楽しめるような環境作りを国政の場で取り上げていきます」と頼もしい発言をしていたのが印象的でした。
(元東京中日スポーツ釣り担当デスク 森本義紀)
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リクルートに続き、釣り用オモリ総合メーカー景山産業もポータルサイト&アプリ「つりいく」を立ち上げ!

大型連休明けの5月8日、東京・八丁堀にある「日本フィッシング会館」で開かれた「FJC日本釣りジャーナリスト協議会」(会長=鈴木康友つり人社社長)の定例会で、株式会社「リクルートライフスタイル じゃらんリサーチセンター」が7月から始める予定の若者(大学生)を対象にした無料釣り体験アプリ「つりマジ!」と別口のWeb企画「つりいく」が釣り業界の中から飛び出しました。
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釣り用オモリの総合メーカー「景山産業」(本社・千葉県旭市)が東京・新宿に設けた「つりいく事業部」(プロジェクトマネージャー景山昭一氏)が会議にゲスト参加して表明したもので、同サイトには既に約3000人のユーザー(登録無料)が加入しており、今後さらなる増員が見込まれています。
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このサイトは大会や教室、セミナー&セールなどのイベント主催者が同サイトに掲載(1件あたり3000円プラス参加者1人あたり100円の経費が必要)して、それを見たユーザーが申し込めば即、参加が成立するインターネット時代に即応した“新しい集客手段”になっています。
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ほとんど釣りを知らない、あるいは釣りを始めたいユーザーを対象にしており、申し込み者のデーターはサイト側に保存され、天候急変による催事の中止や順延の連絡(返信メール)などの一括処理が可能で、従来の往復はがきによる出欠の告知や電話連絡の手間が大幅に省かれるとも。
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マラソン・ブームに乗った「ランネット」で先般、開催されるはずだった「荒川マラソン」が行政の許可を得られず中止に追い込まれたうえ、参加費の払い戻しに関して主催者の所在が一時不明になるなど大騒動になった事件がありましたが、この「つりいく」でも同じような事が起こる可能性は拭いきれません。

その点について、景山マネージャーは「事前に主催者を審査して詐欺まがいのイベントは掲載しません」と話していました。
いずれにしても近年、釣りのネット・サークルは広がるばかりで玉石混交の一面もあります。
紙媒体に40年余り関わってきた身には寂しい反面、時代の変化に乗り遅れないよう日々勉強する必要性を痛感しております。

(日本釣りジャーナリスト協議会 会友 元東京中日スポーツ釣り担当デスク  森本義紀)
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あのリクルート社が釣り業界に進出! 若者相手に無料で本物の釣りが楽しめるアプリ企画が進行中

4月3日午後、私が会友になっている「FJC日本釣りジャーナリスト協議会」(鈴木康友会長=つり人社社長)の平成27年度総会が東京・八丁堀の日本フィッシング会館で行われました。
水産庁の釣人専門官・山田源太氏や第三管区海上保安部マリンレジャー安全推進室の佐々木氏ら顔なじみの方々に加え、当日は株式会社「リクルート ライフスタイル」の田中麻衣子さんと松本圭祐氏が特別参加していました。
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総会はゲスト陣の議事進行を優先させて無事に終えましたが、この定例会には珍しい女性ゲストの田中さんの発言は釣り業界の革命ともいえる驚嘆すべき内容でした。それはリクルート社が手掛けるネット・ビジネスの一環として、19~22歳の若者を対象に遊漁船での釣り、管理釣り場のルアーフィッシングやヘラブナ&コイ釣りなどを無料で楽しむ新発想のアプリ「つりマジ!」のプレゼンテーションだったのです。

1960年から1970年代にかけ、釣り人口は2000万人と言われ、釣りはレジャーの王様でした。それがブラックバスの害魚認定で一気に業界が冷え込んだのです。私たち釣りジャーナリストが16年前、当協議会を発足lさせたのは一にも二にも釣りファン(特に子供たち)の拡大を図ろうと考えたからでした。

現在、小学校などの教育現場では子供たちに「危険だから水辺で遊ぶな!」と教えているそうです。夏休みに臨海&林間学校で遊んだ私たちとは全く違います。その結果、今の子供は友達同士の絆が薄くなり、CPゲームで独り遊びをするようになってしまいました。

そのゲームの大半は暴力がテーマの殺し合いみたいなストーリーが中心です。そうしたコンピュータ世代の若者にアウトドア・ライフの要ともいえる釣りの面白さを無料で体験させたら――これは釣りジャーナリスト協議会のメンバーたちも同じ思いでしょう。

昨今は日本の経済事情から若者の“クルマ離れ”や遊び離れが叫ばれています。生活の糧として余暇の大切さは分かっているのですが、何をして遊んでいいか分からない、いや知らない若者が増えています。
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(写真は左からリクルート社の松本氏と田中さん、1人おいて第三管区海上保安部マリンレジャー安全推進室の佐々木氏=日本フィッシング会館6F会議室で)

釣りを愛してやまなかった文豪の故開高健さんは中国のことわざ(氏の創作です)として「永遠に幸せになりたかっら釣りを覚えなさい」と説きましたが、それは本当です。

リクルートが仕掛ける革命的なアプリは船宿や管釣りオーナーの協力がなければ実現しません。問題は「タダで乗せる」「タダで釣らせる」の先にあるものを、どう捉えるかでしょう。

正直いって、このコンセプトには文句なしで賛同できるのですが、「損して得取れ!」の商いを実践できる船宿はそう多くはありません。しかし、逆に考えると「つりマジ!」に参画できる船宿や管釣りは、これまでにない“○適”マークを掲げられる一流プレジャーランドの証しになるかもしれません。

スキー場のリフト券がタダ(無料)になる「雪マジ!19」やゴルフ場のプレイ代がタダになる「ゴルマジ!20」などで若者たちの支持を得たカスタマー獲得作戦が釣りの世界を席巻すれば、フィッシングが再びレジャーの王道になることでしょう。

(FJC日本釣りジャーナリスト協議会・会友 元東京中日スポーツ釣り担当デスク  森本義紀)
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結婚記念日前に家内と伊豆半島を半周ドライブ~~久々の河津桜は満開!

3月5日は私たち夫婦の結婚記念日。43回目になりますが、今まで特別な行事をした事は一度もありません。今回の旅行(3~4日)の目的は東伊豆・河津町の「第25回河津桜まつり」と稲取の「第18回雛のつるし飾りまつり」の見物ですが、思い切って一度は泊まりたかった海沿いの片瀬温泉に宿を取りました。
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(国道135号の小田原・米神漁港近くにあるパーキングで小休止した際、後から来た1961年製の日産セドリックに遭遇しました)
当日は午前6時に東京を出発して首都高→東名厚木→厚木小田原道路→西湘バイパス→真鶴道路→熱海→伊東というルートで河津町へ向かいました。
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途中、伊東のマリンタウンで休憩した後、同市郊外の山裾に居を構える魚絵師こと国際的イラストレーターの内田進画伯のお宅に伺い、かねて約束していた渓流魚(アマゴ)のスーパーコピー(超精緻な複製画)を額装入りで頂戴しました。そして街のカフェに引けを取らない美味しいコーヒーを淹れてもらい、久しぶりの再会に家内も交えて話が弾みました。
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午前11時すぎ、内田邸を辞去して一路、河津町へ。家内と足湯処がある笹原公園で落ち合う事にして伊豆急河津駅前で降ろし、随所にある有料駐車場(1回500円)の中から何とか同公園と遊歩道に近い所に愛車「ワゴンR」を停められました。
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曇天の平日にも関わらず大型バスで訪れた観光客も含め、お花見ウォーキングロードは大盛況。私たちは上流の峰小橋近くにある「涅槃(ねはん)堂」(10日までの河津桜まつり期間中に限り、お釈迦様の涅槃像を御開帳=見学は有料)まで歩きましたが、人出が多いのはその下流の豊泉橋までです。
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片瀬温泉に向かう途中、稲取温泉の2会場で開催中の雛のつるし飾りまつりを見学して午後4時すぎ、波打ち際の宿「海浜館」に到着。1泊2食付き1万円弱の料金にしては上々のホテルで、個室ダイニングでの夕食は舟盛りに蒸しアワビとズワイガニの脚も付く豪華版でした。
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夕食を迎える頃から降り出した雨は翌朝には上がり、宿を出る時には青空になっていました。帰路のルートは前日、内田画伯が「蕎麦とうどんが美味しいから」と勧めてくれた中伊豆・吉奈温泉にある「東府や」に立ち寄ったのですが、5年前に“高級スパ・リゾート”にリニューアルされ、現在は予約制の懐石ランチしか営業しておらず、昼食は別棟の足湯が楽しめるベーカリ&カフェになるとの事でした。
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渓流(狩野川の支流・吉奈川)沿いにある同カフェの景観に驚く一方、真向かいにあるホテル「さかや」は私が高校時代に英文タイプ倶楽部の夏季合宿で一週間ほど滞在した宿だったのです。そんな大昔を思い出すうちに当時は全く知りませんでしたが、同ホテルは映画界の巨匠・故黒澤明監督が「影武者」などの脚本を執筆したり、芸術家の故岡本太郎氏が贔屓にした宿だと分かりました。
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結局、昼食はパスして帰途に就く前に修善寺の梅林(入場無料、駐車場は300円で後記する虹の郷と共通)へ立ち寄り、さらにテーマパークともいえる姉妹施設「修善寺 虹の郷(さと)」の案内看板に惹かれ、ここにも寄ってみました。
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梅林は盛りを過ぎた感じですが、初めて訪れた「虹の郷」(入場料1200円)は伊豆市の姉妹都市・カナダのネルソン市をイメージした英国調のタウンがあり、ミニSL「ロムニー鉄道」(イギリス村→カナダ村=片道400円)に乗車し、童心に戻ってのトリップを楽しんだ次第です。
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同地を後にして三島市で走行無料が嬉しい「伊豆縦貫道」に入り、新東名の長泉沼津ICから東京を目指し途中の海老名SAで昼夜兼用の食事を摂り、午後5時半に帰宅しました。
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栃木の尚仁沢アウトドアフィールドで雪景色を堪能しつつ阿久津オーナーのロッドビルダーぶりを見学!

水温が上昇する夏季を除き、ほぼ月に2回のペースで釣行している栃木県塩谷町にあるマス類の管理釣り場「尚仁沢アウトドアフィールド」は自然が豊かな丘陵地にあり、陽春に向かう今の季節がハイ・シーズンです。
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2月19日に出掛けた際は釣りそのものより雪景色がお目当てでした。豪雪地帯で暮らす方々にとっては不謹慎かもしれませんが、都会暮らしの私は雪を見ると何か清々しい気分になるのです。
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釣行前日、都心の天気予報は晴天という予報で、尚仁沢ODFの阿久津オーナーに連絡したら「明日は雪ですよ」と嬉しい答えが得られました。
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午前8時すぎ、釣り場に到着すると予想通り、一面の銀世界です。既に6人のルアーマンが竿を振っていました。私はミノーイングで仲間入りしましたが、数回サワリがあったものの、フッキングには至りません。
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周囲では50~60サイズのマスがヒットしていました。11時ごろ、地元・宇都宮に住む高校時代からの釣友・石田和外君が仕事の合間に駆けつけ、スプーンを数投したところで40㎝級のニジマスをキャッチ&リリース。正午のランチタイムまで釣ったのですが、2人ともノーヒットでした。
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阿久津夫人が営むカフェで昼食後、1時から釣りを再開しましたが、結局2人とも型見ずで石田君は「まだ仕事が残っているから」と1時半すぎに納竿。スプーンに切り替えた私は2時すぎまで粘ったものの徒労に終わって帰途に就きました。
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クラブハウスで休憩中、阿久津オーナーのロッドビルダーぶりを拝見しました。常連客が持ち込んだフライロッドをスピニングロッドに改良する作業で、専用の工作機器などを取りそろえていて、もう「プロ」と呼んでもおかしくない仕事ぶりです。
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このカスタム・ビルドは材料費(大体2万円前後=交換するロッドグリップ、ガイド代など)のみで仕上げてくれます。完成するまで約1週間かかるそうです。軟調子のフライロッドをスピニングロッドにすれば世界で1本しかないマイロッドになり、既製品を凌駕する食い込みの良さに加え、釣趣なども格段とマスでしょう。
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石田君や私が帰り支度を始めた頃、南側に面したフィールドは殆ど雪が解けてしまい、少し高台にある駐車場方面から雪解け水がシルバーレイクに注ぐ幾筋かの“沢”も出来ていました。阿久津君の言う通り、この雪景色は今年、最初で最後になるかもしれません。
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日本釣用品工業会が選ぶ「アングラーズ・アイドル2015」の怪~~ある候補アイドルの告発!

さる1月30日から2月1日まで横浜みなとみらいのパシフィコ横浜で行われた「ジャパン フィッシングショー2015」(日本釣用品工業会主催)は、3日間で計3万4641人の入場者(前年度は3万6470人)を集めて閉幕したが、最終日には恒例の主催者が制定する「アングラーズ・アイドル2015」の最終審査が行われた。
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その結果、10人の候補者の中から兵庫県洲本市(淡路島)出身で、大阪の美容院に勤める冨士木耶奈(ふじき・かな)さん(21)が、6代目のアイドルに決定した。しかし、この審査選考には大きな疑惑がある。
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シンデレラになった耶奈さんに異論はないが、候補の一人だったお嬢さんと事前にフェイスブックで友達になった私は、彼女の並々ならぬ意気込みに敬服しながら応援していた。
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アイドル選考のワンステップとして今年も入場者による「ファン投票」の場が設けられ、入場券と引き換えに一票を投じられる仕組みである。昨年までは各人のボードに一人ひとりマーキングして逐次、投票結果が分かるようになっていたのだが、今年は選挙と同じ中身が分からない投票箱スタイルに変わっていた。
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いわゆる組織投票を防ぐためだと思われるが、件のお嬢さんは3日間フルに会場へ通い、親戚や友人らに投票を頼む作戦に出た。そのため自腹で入場券を用意し、2日目の土曜日は親友の結婚披露宴を断ってまで自分の存在を入場者にアピールしたという。
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私が訪れたのは業者&報道関係の招待日だった初日の1月30日で、会場には午後3時すぎまでしか居なかった関係で、翌日以降の状況は残念ながら把握していない。
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そして、彼女はラストデーに投票数が公開されない事を知ったのである。積極的に“選挙運動”をした彼女は「3日間を通して一番長い時間、投票コーナーに居たのは私だけですし、自分に対する投票率もトップに近い自信があります」と言う。

こうした彼女自身の疑問を2月13日午後1時から東京・八丁堀の日本フィッシング会館で行われた「FJC日本釣りジャーナリスト協議会」の定例会に出席し、主催者に尋ねると「あの投票は審査に殆ど影響しません」と驚くべき回答だったのである。

これでは釣りファンを無視した意味のない投票になるではないか。昨年の最終審査にはマスメディアの代表も出席していたが、決定の段階では参加できなかったそうだ。つまり、ファンがアイドル選出に参画できるのは主催者か事前にインターネット上で催すWeb投票だけ。
これでは「アングラーズ・アイドル」ではなく「メーカーズ・アイドル」じゃありませんか!?

(FJC日本釣りジャーナリスト協議会・会友 元東京中日スポーツ釣り担当デスク  森本義紀)

「ジャパンフィッシングショー2015」で選出されるアングラーズアイドルに疑義あり!

1月30日から3日間、みなとみらい・パシフィコ横浜で開催される「ジャパンフィッシングショー2015」(一般社団法人・日本釣用品工業会主催)の恒例行事になっている「アングラーズアイドル最終選考会」が2月1日、ショー会場内のメインステージで行われる。
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(写真は「国際フィッシングショー2008」の会場風景)
応募者は書類選考などを経て10人に絞られた後、同工業会のWebページで紹介され一般ファンの“電子投票”や、ショー会場で一票を投じることも出来る仕組みになっている。
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(ジャパンフィッシングショー2015で選出されるアングラーズアイドル候補者の皆さん)
ここまでは何の問題もないが、最終公開オーディションの審査員は全て主催者側が占め、外部からの審査員は一人もいない。実は昨年のショーには「スポーツ報知」の高田典孝記者が審査員を頼まれ参加していたが、オーディション後、肝心な最終選考(別室での話し合い)の席には呼ばれず、同記者は後日「なぜ出席を断られたのか全く分かりません!」と憤慨気味に話していた。
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初代アイドル本間愛花さんが選出された時は「日本釣りジャーナリスト協議会」の根岸伸之事務局長らが審査員に加わり2代目、3代目の選考会でも釣りジャーナリスト協議会には加盟していないもののメディア関係者が参加していた。
そして、4代目の時、内部だけの審査員で固められたのが問題視され、昨年の5代目選考会に高田記者が起用された次第である。
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(幼少時代からお抱えの船頭に釣りを教わっていらっしゃった寛仁親王妃信子さまが1996年、幕張メッセで開催された「国際釣具見本市フィッシング東京’96開会式」に御臨席されたときの貴重な写真=同見本市が現在のフィッシングショーの前身になる)
ちなみに、アイドル応募者の大半はモデルやタレント事務所に所属している、いわば芸能予備軍だ。過去、数人の“シンデレラ”を夢見る女の子に応募動機を尋ねたたところ、中には「釣りには興味ありませんが、事務所の社長から“駄目元で出てみろ!”と言われて出ました」と本音を明かした女性もいた。

なぜ外部から審査員を招かないのか――という疑問に主催者側から明解な答えは未だにない。それでいて選ばれたアイドルの活動を取材したり、媒体で起用してほしい――と言うのだから虫がよすぎる。

(日本釣りジャーナリスト協議会・会友 元東京中日スポーツ釣り担当デスク 森本義紀)
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我が家の新年恒例行事~~家内と二人で埼玉県越谷市の「久伊豆神社」へ初詣

1月14日、注連縄などの正月飾りを燃やして無病息災を願う「どんと焼」が行われた越谷市の「久伊豆(ひさいづ)神社」へ家内とドライブがてら初詣に行ってきました。松の内は混雑して無料駐車場に入るまで苦労するため例年、節分までに参拝しています。
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幸い当日は好天にも恵まれ、初穂料を奮発し拝殿に坐して神前参拝をしました。平安時代に創建されたという久伊豆神社は、大国主命(大黒様)と言代主命(恵美寿様)の二柱とともに高照姫命(たかてるひめのみこと)、溝咋姫命(みぞくいひめのみこと)、天穂日命(あまのほひのみこと)が祭られています。
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江戸時代中期には鷹狩に訪れた将軍が参拝して、社紋「立葵」(たてあおい)を拝領した由緒もあり、招福除災と八方除の御神威に霊験あらたかで、近世には「正一位久伊豆大明神」の御神号を賜っています。
約30年前、足立区鹿浜から江戸川区清新町に引っしてきた際、家内が親しくしている女性占術家の勧めで参拝して以来、マイカー入れ替えの時にも欠かさず祈願に訪れています。
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昨今は「クイズ」と読めることから受験生たちの合格祈願にも人気があります。また、この日は初めて青い目の彼氏を伴った女性が愛児と一家3人で参拝する姿も見られました。神前参拝後には巫女さんから授与品(御神札・八方除災神札・御守・初穂米・神砂・御神水など)を頂戴しました。
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清々しい気持ちで社を後にした私たちは昼食を兼ね、15分ほど走った大型ショッピング・モール「イオンレイクタウン」へ向かい、同タウン「mori」にある宮城県仙台市の牛タン炭焼き店「利休l」に入り、カレーやシチューなどを好みで選択できる「お得セット」(税抜1500円)を頼みました。これがリーズナブルなうえ味は勿論、ボリュームも満点だったのです。
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6年前、同タウンがオープンした時には「利休」の都内初出店が話題になりましたが、今では赤坂、渋谷、池袋などにも店舗を構える繁盛ぶりです。食後、家内はリハビリを兼ねて2棟の建物「mori」と「kaze」を行ったり来たりし、私は同タウンのシンボルになっている「大相模調整池」に面したアウトレット・モールでウインドーショッピングを楽しみ、1時間後に合流して帰途に就きました。
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約2年ぶりの探訪でしたが、入れ替わった店舗もあったほか、周囲に立ち並ぶマンションが増える一方、戸建て住宅団地の造成が始まるなど新たな街づくりが進行していました。
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未年の初釣りは連チャンで前途羊々? 栃木「尚仁沢ODF」から南会津「会津高原ロストルアーズ」へ!

1月6日はトラウト・フィッシングのホームグラウンド「尚仁沢アウトドアフィールド」(栃木県塩谷町鳥羽新田)で初釣りです。新年の釣運を占うべく定番スプーン(ピュア6・5g桃銀)を使って、ノーチェンジのまま40㎝級のイワナと60㎝級のニジマスをヒットさせたものの前者は背掛かり、後者は尾ビレのスレでした。
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曇天でしたが、前日来の冷え込みが幾分和らぎ、防寒ウエアを1枚脱いで釣れました。シルバーレイクの入釣者は朝一番の時点で私を含め3人。先行したルアーマン2人組がコンスタントにキャッチ&リリースするのを遠目に見ながら苦戦していた私も、クラブハウス対岸の水車側(C&R専用区)に移動した結果、前述のイワナをキャッチした後、少し左に回り込んだ所で後者のヒットに恵まれました。
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ルアーフィッシングの場合、「スレも釣れたうち」と考えれば、まあ上出来と言えるでしょう。ここシルバーレイクは予想以上に魚影が濃く、結構スレ掛かりが多発します。これも偏(ひとえ)に阿久津裕オーナーが故開高健さんの信条「0~1尾」という釣り哲学を踏襲しているからに他なりません。
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さて、当日は午後2時すぎから天気予報通りの雨模様になり、私は早めに納竿して次の目的地である福島県南会津町滝原の管釣り「会津高原ロストルアーズ」へ向かうことにしました。その前に少々体が冷えたのと疲労回復を兼ね、宇都宮市今里町にある上河内地域交流館「ほたるの里 梵天の湯」(日帰り入浴施設=入浴料510円)で小休止しました。
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(写真は愛犬のデク君と敷地内にあるドッグラン・エリアを散策する阿久津オーナー、今年も夏休み期間中にフィールドの改良に精を出す予定でいます)
入浴後、その足で南会津へ行こうと考えていましたが、現地での車中泊は寒すぎる心配があり、昨年オープンした栃木県の「道の駅 矢板」で一夜を過ごし、未明の3時に同駅を出発して塩原温泉経由で南会津に進路を取ったのです。スタッドレスタイヤを履いているとはいえ早朝、凍結した雪道を走ることを考え時間に余裕を持たせた次第です。
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しかし、峠道は思ったほどの難所にはなっておらず、殆ど法定速度の40㎞を楽にマークできるほどスピーディに走れました。このままだとロスルアには6時前に着いてしまうので一度、雪景色を見たかった下郷町の観光名所「大内宿」まで足を延ばすことにしました。
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日本海側が大荒れになっているせいか、会津若松方面へ向かう国道121号(会津西街道)を走行中、平坦な田園地帯では時折、地吹雪に見舞われ、大内宿に行っても意図した写真が撮れるかどうか分かりませんが、ダメ元で夜明け前に到着。時間的に無料駐車場に停まっている車は観光客の車は1台もありません。

積雪のため、氏神様が祭られている高台からの俯瞰写真は撮れませんでしたが、日の出が近くなった頃、強風も止んで雪明りに映える宿場の風景を捉えることが出来たのです。本当は朝日に染まる光景を狙っていたのですが、それはまたの機会にします。
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同宿を後にしてロスルアに向かう途中、木造の駅舎が現存する人気観光スポットの会津鉄道「湯野上温泉駅」に立ち寄り、ついでに「塔のへつり」にも寄ったのですが、こちらは歩道橋が雪で閉鎖されていました。
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順調に走っていれば、高校時代からの釣友で宇都宮市に住む石田和外君と待ち合わせているロスルアに8時に到着するはずでしたが、国道289号と分岐する会津田島の交差点を間違えて直進してしまい、駒止峠を越えて只見町を目指してしまったのです。これで1時間のタイムロスをしてしまい、石田君が待つロスルアに着いたのは9時を回っていました。
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(君島オーナーの愛犬ライン君と仲良しの石田君はハウスで吹雪が収まるのを待っていました)
ドラゴンハウスで待っていた石田君に遅れを詫び、君島健吾オーナーは「二人とも、こんな日に来るなんて……」と半ば呆れ顔でした。それもそのはず、外は吹雪だったのです。「おい、今日は諦めようか」と言う私に石田君は「せっかく来たんだから竿を出そうよ」と、やる気満々。実は彼に尚仁沢の件は話していません。
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池の周囲は雪に覆われていましたが、結氷はなく水色も超クリアです。数投でロッドガイドが凍りつくマイナス3~4℃という極寒の中、1時間半ほど粘ったところ、お互いにワンヒットに恵まれた11時すぎ、釣りを切り上げて帰途に就きました。
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そして、塩原温泉の最上流域にある日帰り温泉「華の湯」(65歳以上なら入浴料300円と超格安)で冷え切った体を温めて、それぞれの家路に向かったのです。
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初日の出は見られなかったけど、新年に相応しい東京港ゲートブリッジ越しの「紅富士」に前途羊羊!?

2015年の元旦も、ここ数年恒例にしている自宅から20分ほどのドライブで行ける江東区の若洲海浜公園へ初日の出を拝みに行ったのですが、生憎の曇天とあって、ご来光は見られませんでした。
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東京湾を一望できる芝生の丘には厳しい寒さにも関わらず、家族連れなど大勢の参拝者が押しかけていましたが、日の出時間の6時55分ごろになっても太陽は雲隠れしたままです。
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その代わり、目前に見える東京港ゲートブリッジ越しに見える冠雪した富士山には朝日が回り込み、紅富士こと朝焼けの富士が鮮明に浮かびあがったのです。
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一方、立入禁止になった海釣り施設「人工磯」(テトラポッド護岸の堤防)から投げ釣りでカレイを狙う非常識な釣り師が数人、竿を並べていました。新年早々からの違反行為です。
禁を冒してまで釣る魚って、そんなに価値があるのでしょうか? 
衆人環視の下での行為、こんな初釣りが本当に楽しいとは思えません。
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今年の竿納めは栃木の管釣り「尚仁沢アウトドアフィールド」でメリークリス鱒!

12月25日、トラウト・フィッシングのホームグラウンドにしている栃木県塩谷町の「尚仁沢アウトドアフィールド」には、スキー場と違ってサンタの姿をしたアングラーはいませんでしたが、陽気な釣り師が3年ぶりに大阪から駆けつけ、名物のデカマスを数回キャッチ&リリースする凄腕を見せてくれました。
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彼の名は大久保幸三。フレッシュ・ウオーターは無論、ソルトでも大活躍しているプロアングラーで、カメラマンでもあります。そんな彼を起用した無料動画サイト「アピスTV」の番組「SUPER STRIKE」シリーズを提供している釣具商社「スミス」の重役・玉越和夫君は高校時代からの釣り仲間です。ご両人の番組収録が行われると聞き、宇都宮に住む同窓生の石田和外君と午前7時から同エリアで竿納めがてらデカマスを狙ってみました。
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大久保プロと玉ちゃんは仕事柄、さまざまなルアーを使っていましたが、私はいつものように「バッハスペシャル」を中心にスプーン・オンリー(ラインはナイロンの4㍀テスト)です。
今秋、釣り場の「シルバーポンド」を拡張させてリニューアル・オープンした同エリアには60~80㎝のロックトラウトなどが現時点で累計4㌧も放流されています。と同時に水車がある東側(ポンドの約半分の水域)がキャッチ&リリース専用区になりました。
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ロケはここから始まり、ボート着き場近くで竿を出した私は大久保プロがイの一番にデカマスをC&Rしたのに続き、玉ちゃんのヒットにつられ東側へ移動。石田君はそのままボート着き場の左手で折りたたみ椅子を出して釣り続けていました。
朝のうちはロッドのトップガイドが凍りつく厳しい冷え込みでしたが、魚の活性は上々で他の入釣者にもポツポツ当たっていました。
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昼ごろになると一時、風花が激しく舞いカメラを出すのがためらわれるほど。そんな中、大久保プロと玉ちゃんは60サイズのデカマスを次々とヒットさせていました。それに引き替え、私といえばサワリは多発したものの一向にフッキングできません。
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(写真はお得意のポーズを取る大久保プロ=通常こうした手持ち写真の撮影は魚にダメージを与えるため、尚仁沢ODFでは禁止されていますが、今回は特別に許可されました。大久保プロは手際が良く撮影後、魚は元気でリリースされました)
10時ごろ、ようやく10gのバッハ(表オレンジ/裏ブラック)に60サイズがヒット。自分撮りしようかと思ったのですが、近くにロケの手伝いに訪れた大久保プロの知人が竿を出していて彼に竿を持ってもらい、ファイト・シーンを撮るべくカメラを構えた瞬間、惜しくもフック・アウト。「すいません!」と謝る彼を責める気は毛頭なく“ナチュラル・リリース”に苦笑いでした。
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(持ち帰り可能な区域で5gのスプーンを使い、待望の70サイズのロックトラウトを仕留めたルアーマン)
彼は私のルアーを見て「こんな大きなスプーンで釣っているんですか?」と半ば呆れた表情でしたが、「魚が大きいから丁度いいのかもしれませんね」と言い、その後は同サイズのミノーで釣っていました。夜勤明けの現場から駆けつけた石田君は11時すぎに「ちょっと眠くなったし所用もあるから先に帰るよ」と引き上げましたが、バラシも含め7尾当たったと満足げでした。

阿久津オーナー夫人の真弓さんが昼食を提供するカフェでワンプレート・ランチ(ハンバーグ定食にデザート&コーヒー付きで1100円)を取った後、水車の左手に入り今度は5gのピュア(赤金)で釣り始めたところ、60サイズがヒットしたのですが、スナップの結束が甘かったのか、スプーンごと魚に持っていかれる痛恨のバラシに終わりました。
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アピスTVのロケは夕方まで続けられましたが、私は午後2時すぎ、石田君が忘れたネットと椅子を届けがてら帰途に就きました。同エリア年末年始の期間、元日のみ休業します。正月向けに大物の追加放流も予定されています。収録された番組は年明けの早い時期に放映される予定です。
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旧江戸川河口シーバス朝練~冬将軍が本格化したため、ついにギブアップです!

師走を迎えて日ごとに寒さが増したものの、健康維持を兼ね朝のウォーキングがてら続けてきた旧江戸川河口のシーバス朝練も、昨日(14日)今日(15日)は気温が急低下し、釣りどころではなくなりました。
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特に今朝は6時の時点で1℃を下回る冷え込みに釣りを断念。空気が澄んでいそうでしたので、江東区の若洲海浜公園へ行き、東京港ゲートブリッジ越しに望む“紅富士”を撮影してきました。
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「人工磯」と呼ばれるゴロタ石護岸の突端部には寒さをものともしないシーバスマンが未明から竿を振っていましたが、日の出とともに冠雪した富士山が見え始め、その姿を撮り終えた7時まで彼の竿が引き込まれることはありませんでした。
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同公園と目と鼻の先にある旧江戸川河口も同様で、ここ数日間にわたり朝練を続けていたのですが、日ごとにルアーマンの姿は減少し、昨日は沖に向かう浦安の船宿「吉野屋」の一番船(ヤリイカ狙い)を見送って納竿した後、入れ違いに若いルアーマンが来た以外、釣り師の人影は皆無でした。
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ここも若洲も水面に時折、魚らしき波紋(モジリ)はあるのですが、魚が口を使う気配はありません。昨夕は私が住む葛西でも初雪を観測するなど冬が本格化しています。このため、春が訪れるまでシーバスの朝練は休止して、朝の天気を伺いながら紅富士の撮影に勤しんでみるつもりです。
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海上保安庁・第三管区海上保安部「横浜海上防災基地」のライフジャケット着用体験会を見学

11月25日午後1時半から横浜みなとみらい地区にある海保・第三管区海上保安本部の横浜海上防災基地で「FJC日本釣りジャーナリスト協議会」(鈴木康友会長=つり人社社長)の会員やゲストを招いた「ライフジャケット着用体験会」が開かれました。
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3年前まで年に1度、同基地の訓練水槽(プール)を使って、会員や船長が救命胴衣(ライフジャケット=略称ライジャケ)の効用を確かめる体験会が行われていましたが、同施設の大規模修繕が長期に及んだため休止されていました。

釣りファンの海難事故は後を絶ちません。海保は勿論、釣りメディアによる「ライフジャケット着用推進キャンペーン」が続けられているにも関わらず、未だに非着用で釣りをしている人たちは少なくありません。
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軽便な自動膨張式のライジャケは2万円弱と高価なのが普及を阻んでいるようですが、これを着るか着ないかで生死が分かれるとしたら、決して高いものではないと思います。
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体験会にはFJC会員のほか、水産庁の五代目釣人専門官・山田源太さんやプロレスラーのNORIさん、そして日刊スポーツの寺沢記者がフェイスブックで集めた若い女性らが参加しました。まず2階にある講習室で救難課の安藤専門官から海難事故のあらましや、ライジャケの効用などの座学を受けた後、1階の水槽(水深2・5m、訓練用に一部の床底をかさ上げ出来る装置で1・3mに変更=水温29度)へ移り、濡れてもいい衣装に着替えた7人の男性と4人の女性が入水しました。
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水槽には安藤さんら海猿たち(潜水士)が控えており、手始めに救難の肝になっている「浮いて(助けを)待つ」に適した体力を消耗しない“着衣泳”のコツを教えてもらった後、空のペットボトル(2リットル)を抱えて浮いたり、ロープでくくったものを投げ入れて、岸まで引き寄せる訓練なども行われました。
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そして、本番ともいえる自動膨張式ライジャケを着て飛び込む実習に。ここで目を引いたのが近年、その軽便性が好評なウエストポーチ式のライジャケを着用した山田釣人専門官が水槽にダイビング。落下と同時に膨張しましたが、想像していた膨らみ具合と違い、一般的な首下げ式に劣らない浮力で氏の体を支えていました。
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腰の背から腹部に回り込むように浮き袋が開き、思ったより姿勢が良いのです。初体験の山田専門官も「これなら安心できますね」と感心することしきりでした。胴巻きスタイルのため船釣りは無論、磯や堤防でも邪魔にならないので私も常用していますが、初めて膨張シーンを見て納得させられました。
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海中転落事故は殆ど自身の油断や慢心から発生しています。「飲んだら運転するな!」を見習って「着ないなら釣るな!」ぐらいの気概で釣りを楽しんでほしいと思います。
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また、今回は波動や風力装置を使わず静水状態でしたが、前回の体験会では両装置がフル回転し、ライジャケを着用で飛び込んだ大半の人が「死ぬ思い」をして海猿に助けられる一幕がありました。

実際の海難事故は悪天下で発生する事が多いのですから、魚と命を引き換えにしてまで釣りに行くことはありません。体験会で改めて助けられる側は無論、「助ける側にも無闇に海へ飛び込まない!」と二重遭難を防ぐ対処法も教わりました。
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(女性体験者らを取材中の東京中日スポーツ釣り担当・杉山麻里子記者)
実は今回、もう一つ嬉しい事がありました。それは古巣・東京中日スポーツ報道部の釣り担当に杉山麻里子さんが任命され、取材に訪れていたのです。ベテランの仲田美歩嬢に続くウーマンパワーに期待したいところですが、最近の紙面は名古屋発行の中日スポーツとの共通記事が多く、関東圏の住む釣り爺としては正直いって、馴染めないのが玉に傷です。

(フィッシングブロガー 森本義紀=日本釣りジャーナリスト協議会・会友)
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水産庁の5代目釣人専門官、山田源太氏は東大出身の期待の星!

平成16年10月1日、水産庁に誕生した「釣人専門官」は従来、漁業者擁護の立場を取っていた同庁が初めて遊漁者にも目を向ける係官を設け、釣り界から大きな注目を集めました。
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初代専門官の桜井政和氏を皮切りに2代目・城崎和義氏、3代目・山崎雄一郎氏、4代目・中川秀樹氏に次ぐ5代目として、去る9月16日に赴任した山田源太氏は歴代最若手の29歳です。

専門官制度が出来るまでは資源管理部沿岸沖合課に設けられた「遊漁対策室」が職漁船と釣り船(遊漁船)とのトラブルなどを調整したり、淡水ではブラックバスやアユの冷水病、鯉ヘルペスといった問題に対する窓口にもなっていました。

役人という仕事柄、釣人専門官は2年ほどの任期で交代してしまうのが玉に傷ですが、起用に当たっては釣り好きな事が加味されているようで、歴代の専門官は釣りに精通していました。
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そして、着任する度に東京・八丁堀の「日本フィッシング会館」で毎月第1金曜日(週が変わることもあります)に開かれる「FJC日本釣りジャーナリスト協議会」(鈴木康友会長=つり人社社長)の会合で、同協議会のメンバーと交流するのが恒例になっているのです。

11月の定例会は14日午後1時から行われ、新任の山田専門官が出席され、自己紹介とともに抱負を述べました。年齢的に小生の息子と言っても良いのですが、東大農学部卒業と聞いて“官庁の期待の星”だと思いました。

神奈川県出身で幼少時代を横浜、茅ヶ崎で過し3歳の時にハゼを釣って以来、釣りが趣味となり、高校生の時にはルアーフィッシングに夢中になったそうです。現在はボート釣りを主に楽しんでいるそうで、会議では隣り合わせになった鈴木会長らから昨今の釣り界の話を聞かされ、熱心にメモを取っていました。

同じ官庁でも水産庁と環境庁では釣りに対するスタンスが全く異なります。山田専門官は行政間にある“ねじれ”の実情に驚いていましたが、釣りの世界が抱える諸問題の解消にヤングパワーで奔走して頂ければ幸甚です。

(元東京中日スポーツ釣り担当 日本釣りジャーナリスト協議会 会友 森本義紀)
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東京海洋大学の「フィッシング・カレッジ」を受講、港区の区議・榎本茂さんの講話に感銘!

毎月第1月曜日の宵、東京・品川の海洋大学 品川キャンパス(港区港南)で開講する釣友の奥山文弥客員教授が主宰する「フィッシング・カレッジ」を受講するようになって3年ほどになります。

11月10日の講義は「芝浦運河の水質浄化と東京湾のスズキ釣り」と題して地元・芝浦アイランドに住む港区の区会議員・榎本茂さんを講師に招いたシーバス(ルアーで釣るスズキの代名詞)の講話で今までになく盛り上がりました。
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本題に入る前、奥山先生から2011年3月11日の東日本大震災に伴う福島第一原発事故のため、首都圏に一番近い川で遡上したシロザケ釣りが楽しめた福島県楢葉町を流れる「木戸川」の“釣獲調査”(漁協のルールに従った有料の釣り)が再来年(2016)復活できるとの朗報が伝えられました。

同先生の専門は鮭鱒(けいそん=サケ・マス)です。放射能(セシウム)汚染で楢葉町の地場産業になっているサケ漁が休止中(出荷禁止)の木戸川へ今秋、大震災発生前に放流された稚魚たちが65~70㎝に育ち、生まれ故郷に続々と回帰しているのを教え子たちと調査してきたのです。
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川に遡上するサケは「ホッチャレ」などと呼ばれ、栄養分が抜けて不味なことから食用になりませんが、どういう訳か木戸川限っては遡上魚なのに身が真っ赤で脂も乗り乗りです。「三陸沖を南下して来る途中、イワシなどを腹いっぱい食べているからでしょう。これが北海道方面のサケと全く違うところです。おまけに川に上ってきても闘争心が強く、ルアーやフライにバンバン食ってきますから初心者だって楽しめます」と奥山先生。

内水面の漁協が観光誘致を兼ね「釣獲調査」という名目で、河川のサケ釣りを許可したのは北海道の忠類川が始まりです。これが評判を呼び道内は無論、青森県など本州でも見習う河川が続出しました。

木戸川のサケ釣りも予約制で開催中は応募多数のため抽選となり、その当選倍率は最大35~40倍になったほどです。持ち帰れるのは2尾までで、それ以上は生きたまま漁協の孵化事業に提供するルールになっています。
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本題のシーバス論は、釣りに人生を捧げて区議になった榎本さんが登壇。ホームグラウンドにしている芝浦運河を魚たちの棲みかにするために、まず取り組んだのが水質浄化の働きかけでした。

同運河をはじめ、東は旧江戸川河口から西は多摩川河口までのエリアを「東京港」と位置づけし「都内の下水処理場から流出する再生水は魚たちに決して良い影響を与えていません」と言い、大雨の後は塩素を含んだ水が大量に緊急放水されるので、まず釣りになりませんよ」とも。
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講義の傍らパソコンを使って上映された岸壁側に密集しているスズキの魚影やルアーを捕食する瞬間を捉えた水中映像は、自ら秋葉原の電気街に赴き「“盗撮”に使えますよ」と言われて購入した小型ビデオカメラに防水を施し、棒の先に取り付けたカメラの前でバイト・シーンを作り出す“名人芸”が発揮されていました。
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この技法は自身が出演した有料衛星放送「釣りビジョン」で採用された後、NHKの釣り番組でも船やボート釣りで使われています。スウェーデンの名門「ラパラ」の手作りルアーを愛用しており、動画ではタイプの異なるルアーテクニックを披露する一方、「一番好きなのは水面で魚のバイトが見られるポッパーでの釣りです。こんなに興奮刺せてくれる魚はシーバスだけじゃないですか。しかも東京港では80㎝クラスがヒットする世界に例がない海なんです」と明言。
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午後6時半から始まった講義は熱心なファンからの質疑応答もあり、奥山先生ともども釣り談義の様相を深め、定刻をオーバーして9時前に、お開きになりました。
これまで何となくサイエンス調の講義が多かったのですが、今回の講師は根っからのアングラーでしたので「目から鱗」の話がたくさん聴けました。

次回12月8日(月)の講義で99回目(受講は無料)。今やシャーク・ジャーナリストとして大人気の沼口麻子女史に続き、フェイスブックに登録している榎本議員に「友達申請」をしたところ、早速快諾して頂きました。ちなみに港区の運河は殆ど遊歩道などから陸釣りが楽しめるほか、友好関係がある江東区の運河などでも私有地の岸壁を除き、整備された護岸の釣り場開放が増えているそうです。
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越中富山に住む高校時代からの釣友を訪ねてロンリードライブⅣハゼ釣りと市内散策

富山滞在の4日目(10月30日)は小林君宅から車で10分ほどの富山湾に注ぐ白岩川でハゼ釣りを楽しんだ後、懐かしい路面電車(ライトレール)に乗って、富山駅の北側や北前船の歴史を伝える岩瀬浜を散策してきました。
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日本海でハゼを釣るのは初めてです。餌は前日のシロギス釣りで余った青イソメを使い、ハゼ用3本バリ仕掛けとフロートオモリ&片テンは小林君のお手製です。
釣り場は河口の橋から2本目の東西橋左岸にある足場の良い護岸でしたが、近くで護岸工事を行っており、排水の影響が心配されたものの杞憂に終わり、ともに1投1尾(時には2、3点掛けも)と快調そのものでした。
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午前10時から釣り始めて小1時間で2人合わせ、30尾近くを数えたところで「これ以上釣ったら処理が面倒だよ」(小林君)の声で納竿。ちなみに数えたら29尾ありました。竿を畳んだ後、私は富山名物のライトレール(路面電車)で富山駅前へ。
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エコロジーな“スモールシティー”を目標に掲げている富山市を象徴するのが「ライトレール」と呼ぶ新しい公共交通機関です。特に2006年4月から走り始めた「ポートラム」(富山ライトレール富山港線)の車両(2両編成)は丸みを帯びたボディーが斬新で、各編成ごとにレインボーカラーが施されています。従来の路面電車と違い、全車バリアフリーの低床構造で楽々乗り降りできるうえ、ワンマンカーならではの工夫も見られました。
以前、訪れた際には車両を見ただけでしたが、今回は「岩瀬浜」から「富山駅北」まで約20分(均一運賃=大人200円)の走行を楽しみました。
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富山駅前は北と南で街の様相が異なります。繁華街的な南側に対してポートラムが発着する北側はニュータウンを思わせ、市の総合体育館や富岩(ふがん)運河環水公園、IT企業「インテックス」本社の超高層ビルが威容を放っています。
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終点の富山駅北で降りて真っ先に向かったのは車内に置いてあった観光パンフレットを見て興味を惹いた「富岩運河環水公園」です。メーンストリートを歩いて10分ほどの所にある同公園は想像以上に広大で水辺の開放感に溢れていました。
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広々した緑地帯をはじめ、天門橋やカフェ(スターバックス)に運河をクルーズする水上ラインなどもありました。小さなビルを思わす天門橋のたもとにある塔にはエレベータが設けられ、双方の展望台は長さ58mの赤い糸電話で繋がっています。夜になると公園はイルミネーションでライトアップされ、それを観賞するクルーズ船もあります。
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2時間ほど周辺を歩き回って岩瀬浜に戻り、今度は小林君が勧めてくれた「岩瀬大町通り」にある北前船で財を成した廻船問屋「森家」(国指定重要文化財、観覧料=大人100円、小人50円)の見学。神通川の川港として発展した通りは森家をはじめ、宿場町の名残も今に伝えていました。
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ここで目が点になったのが同じ通りにある「佐藤釣具店」で、2階の軒先にあった看板が何ともノスタルジック。残念ながら休業日だったようで店内は見られませんでした。その後、通りから数分歩いた富山港のシンボルタワーともいえる高さ25mの展望台へ行ってみました。
船乗りの守護神である「金刀毘羅神社」(琴平神社)の常夜灯をモデルにした建物(入館無料)で、螺旋状の階段を上って展望室に出ると360度のパノラマビューが楽しめ、一部冠雪した立山連峰も見えました。
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そして、富山に来て欠かせないのが天然温泉の日帰り入浴施設です。上市(かみいち)町の「アルプスの湯」も悪くないのですが、入浴しながら日本海に沈む夕日が眺められる隣町・滑川市の市営「あいらぶ湯」は高層ビル(文化交流館)の最上階にあり、とても銭湯とは思えない豪華さ。ボディー&ヘアシャンプー完備で入浴料620円はコスパに秀でています。こうして良き思い出を、お土産に翌朝7時すぎ、帰京の途に就きました。
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越中富山に住む高校時代からの釣友を訪ねてロンリードライブⅢ釣り&奥能登絶景海道に感動!

富山滞在3日目の10月29日は今回、一番楽しみにしていた能登半島を周遊するドライブです。落ちギスとアオリイカが狙えるので釣具一式を積み、午前9時に小林君の愛車スバル「インプレッサ」(アイサイト仕様)で出発しました。

前回、7月に訪れた時は寒ブリで知られる氷見漁港の手前の島尾海水浴場で投げ釣りをしたところ、入れ食いの好釣果に恵まれ、さらに氷見の先・穴水の佐々波(さざなみ)漁港堤防でも小林君は良型のキスと大型メゴチを釣り、夕食に美味しい天麩羅を頂きました。
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(写真は再訪した佐々波漁港・赤灯堤防の投げ釣りでチャリコとメゴチの3点掛けに苦笑いの小林君)
今回はアオリのエギングも兼ねているため、砂浜海岸ではなく漁港がターゲットになり、再び佐々波漁港で釣る事に。私が狙ったアオリは早朝が有利なため、反応は皆無。小林君が3本バリ仕掛けで、チャリコ(マダイの幼魚)とメゴチを2尾釣ったのですが、後は続かず1時間ほどで竿を畳みました。
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(由緒あるボラ待ち漁の櫓がある中居湾を望むパーキングエリアではカサゴなどの根魚を狙っている地元のルアーマンに会いました)
結果的には、これが大正解。30年ほど前に訪れた半島の先端・狼煙(のろし)にある「秘湯ランプの宿」などを見て回る時間に追われなくて済みました。もう一つ、楽しみにしていたのが輪島市白米(しろよね)の海岸際にある「千枚田」で始まったLEDイルミネーションの夜景です。
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(天気が良ければ富山湾越しに立山連峰が望める恋路海岸の無料駐車場で)
目的地「道の駅 千枚田ポケットパーク」には日没前に到着しないと駐車場へ入れない恐れもあり、遅くても午後4時半には着きたかったのです。狼煙の葭(よし)ケ浦海岸にある「ランプの宿」に泊まった際は文字通り、ひなびた温泉旅館でしたが、時代の流れで大きく様変わりしてしまい、俗化した観光地になっていました。
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(聖域の岬=サンクチュアリィ・ケープと名付けられた断崖には空中展望台=スカイバードが設けられています)
断崖絶壁にしつらえた空中展望台や個室形式の展望室、洒落たカフェショップは大型観光バスで来る人たちを喜ばせる趣向でしょう。眼下に見える宿の建物は当時と変わらぬ黒塗りでしたが、新たにプールとコテージを設け“リゾートホテル”を謳っていました。
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(昔のように崖の下に「ランプの宿」はあります。黒塗りの建物こそ同じですが、大規模な俗っぽいリゾートホテルになった感がします)
昔、訪れた頃は「秘湯ブーム」が始める前で、その辺鄙さと民宿のような気安さが魅力だったのですが……。
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夕日に向かって走れ――狼煙を後にした私たちは富山湾に面した瀬戸内海のようなムードから一変、荒々しい日本海沿いの国道297号を一路、千枚田へ。途中で塩田がある道の駅に寄ろうと思いましたが、時間の関係でパスし今春オープンしたばかりの「道の駅 千枚田ポケットパーク」に滑り込みました。
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(道の駅 千枚田ポケットパーク、正面のパーキング以外に画像では見えませんが、左手の奥に第二駐車場があります)
日没まで2時間近くあるせいか、駐車場は十分空いていました。1004枚ある棚田はオーナー形式で貸し出しており、小泉元首相ら著名人がオーナーになっている旨の掲示板も。
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一般客のほか、テレビのロケ・クルーも訪れており、何とBS-TBS「日本の旬を行く!路線バスの旅」の収録で訪れていた俳優の賀集利樹さんにインタビューされました。
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このシーンが放映されるかどうか分かりませんが、彼に「何処からお見えになったんですか?」と尋ねられ、「東京から来ました」と答えたら「僕と一緒ですね」と会話が盛り上がりました。
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午後5時半すぎ、畦道がライトアップされると感嘆の声が――ここから富山の小林君宅までは4時間近くかかるため、後ろ髪をひかれる思いで午後6時すぎに出発。能登有料道路(現在は無料開放)に入ってからスバルご自慢の追従オートクルーズを初体験。単なる定速走行ではなく前方の車との車間距離を保って加減速するクルージングで、安全かつ快適な走りは魅力的でした。当初の予定では街道沿いのファミレスでの夕食を考えていたのですが、渋滞知らずで走れたので富山には予定より30分ほど早く到着し、外食を好まない小林君が「この時間なら俺が作るよ」と言い、鶏肉のカシューナッツ炒めに加え温麺を食べさせてくれました。
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越中富山に住む高校時代の釣友を訪ねてロンリードライブ・パートⅡ能登半島秋景色

富山滞在2日目(10月28日)は100万本のチューリップならぬコスモスが咲き乱れる砺波市の「夢の平スキー場」まで往復90kmの道のりを小林君の愛車「スバル・インプレッサ」(アイサイト仕様)でドライブしてきました。
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ピークは過ぎたものの、まだ十分鑑賞に堪えられ近くにある展望台から鮎釣りで有名な庄川沿いの田園に広がる散居村を眺めて小林君宅に戻り、夕方、車で30分ほどの上市(かみいち)町・文化センターに併設された日帰り温泉「アルプスの湯」(入浴料=大人610円、ボディ&ヘアシャンプー完備)で湯ったり。
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翌29日は今回、一番楽しみにしていた石川県能登半島を周遊するドライブです。落ちギスとアオリイカも狙おうと釣り具一式を車に積み込んで午前9時に出発。
7月に訪れた時は寒ブリで知られる氷見の田島海水浴場でシロギスの投げ釣りをしたところ、ほぼ入れ食いの好釣果に恵まれ、さらに少し走った穴水の佐々波(さざなみ)漁港堤防でも、小林君が良型のキスと大型メゴチを釣り、夕食は美味しい天麩羅を頂きました。
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今回はアオリのエギングも兼ねているため、砂浜海岸ではなく漁港の堤防がターゲットになり、再び佐々波漁港へ。私が狙ったアオリは早朝が有利なため、反応は皆無。小林君が3本バリ仕掛けで、チャリコ(マダイの幼魚)とメゴチを2尾釣ったのですが、後は続かず小1時間で竿を畳みました。
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実はこれが正解で、30年ほど前に訪れた半島の先端・狼煙(のろし)にある「秘湯ランプの宿」などを見て回る時間に追われなくて済んだのです。
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さらに楽しみにしていたのが、輪島市白米の海岸際に広がる棚田「千枚田」で始まったLEDイルミネーションによる夜景観賞です。目的の「道の駅 千枚田ポケットパーク」に日没前に到着しないと駐車場へ入れない恐れもあり、遅くても午後4時半には着きたかったからです。
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狼煙の葭ケ浦海岸にある「ランプの宿」ですが、昔、泊まった際は文字通りのひなびた温泉旅館でしたが、時代の流れで大きく様変わりしてしまい、俗化した観光地になっていました。
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断崖絶壁にしつらえた空中展望台や個室形式の展望室(予約制)に洒落たカフェショップなどは観光バスでやって来る人たちを喜ばせていましたが……。
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眼下に見える建物は当時と変わらぬ黒塗りでしたが、新たにプールとコテージが設けられ、リゾートホテルを謳っていました。私が訪れた頃は「秘湯ブーム」が始める前で、その辺鄙さと民宿のような気安さが魅力でした。
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夕日に向かって走れ――狼煙を後にした私たちは富山湾に面した“海道”とは表情を変え、荒々しいイメージの日本海に接する海沿いの国道297号を千枚田へ。「能登塩」の名で知られる塩田がある道の駅に寄ろうと思いましたが、時間の関係でパスして今年オープンした「道の駅 千枚田ポケットパーク」に滑り込みました。
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日没まで2時間近くあり、駐車場は十分スペースが空いていて一安心。1004枚ある棚田はオーナー形式で貸し出され、小泉元首相ら著名人がオーナーになっている旨の掲示板がありました。イルミの点灯時間は日没から9時までで見物客に交じって、テレビのロケクルーも訪れており、BS-TBS「日本の旬を行く!路線バスの旅」(毎週火曜日午後8時)の収録に訪れた「仮面ライダーアギト」で人気を博したイケメン俳優の賀集利樹さんにインタビューされました。
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このシーンが放映されるがどうか分かりませんが、彼に「どこからお見えになったんですか?」と尋ねられ、「東京から来ました」と答えると「僕と一緒ですね」と暫し会話が弾みました。
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午後5時半すぎ、畦道や田んぼがライトアップされた途端、周囲からどよめきが起こりました。白とピンクの光のページェントに感動して後ろ髪をひかれながらも富山の小林君宅までは3時間半と踏んで、6時すぎに出発。能登空港のアクセスロードとして開通した能登有料道路(現在は無料開放)に入って、スバルご自慢の追従オートクルーズ・ドライブを初体験しました。
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このシステムは単なる定速走行ではなく、常に前方の車と車間距離を保って加減速してくれ、リラックスした気分のクルージングは大いに魅力的でした。当初は街道沿いのファミレスで夕食を考えていたのですが、渋滞知らずで走れたため、富山には予定より30分ほど早い時間に到着し、外食を好まない小林君が「この時間なら俺が作るよ」と言って、手早く鶏肉のカシューナッツ炒めと温麺を料理して身も心もホットにしてくれました。
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越中富山に移り住んだ高校時代の釣友を訪ねて約400㎞のロンリードライブ!

10月27日から31日まで高校時代からの釣友の一人、富山県富山市郊外に別宅を持ち、独居で自給自足の生活を楽しんでいる小林延博君を訪ねました。
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(写真は未明の国道17号バイパスで前を走るタンクローリーに自車が写り込んだところです)
引っ越したばかりの2012年6月以来4度目の訪問になりますが、今回は釣りに加え、もう一つの目的は能登半島の先端を目指す周遊ドライブでした。
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(埼玉県深谷市の国道17号沿いにある「道の駅おかべ」で夜明けを迎えました)
高速道路を使わず今春、世界遺産に登録された群馬県富岡市の「富岡製糸場」を目指した後、碓氷峠を越えて佐久から長野、そして北アルプスの麓にある白馬村を経由して新潟県糸魚川から日本海沿いの国道8号に出て富山へ向かいました。愛車「スズキ・ワゴンR」の走行ルートは国道17号→18号→141号→18号→406号→148号→8号の順で自宅を出たのは未明の3時すぎ。富山の小林君宅に着いたのは午後5時半です。
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(世界遺産になった富岡製糸場の正門)
往路では国道18号(旧道)の碓氷峠が最初の紅葉ドライブになりました。途中、立ち寄った「碓氷峠鉄道文化むら」周辺は一部が色づき始めたところでしたが、近くの碓氷湖や「めがね橋」周辺は落ち葉を踏み散らす走りが楽しめました。
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(紅葉に染まりかけた静寂の碓氷湖)
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(碓氷峠の人気スポット「めがね橋」)
軽井沢に出た後、写真家・青柳陽一先生の末娘・中澤芳枝さんが暮らす佐久市に出て、今冬生まれた次女の芽里ちゃんと初対面。心ばかりのお土産に用意したディズニーのマグカップを差し上げたら芳枝ママは「お姉ちゃんの方が大喜びするわ!」と気に入ってもらえました。
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(幼いころから家族ぐるみのお付き合いをしている中澤芳枝さんと生後8カ月の芽里ちゃん)
暫し再会のひと時を過ごした後、長野の善光寺脇から山岳ルートの国道406号に入り、碓氷峠より色合いが濃い紅葉の中を走り抜けて「旅の駅 鬼無里(きなさ)」でランチタイム。ちょうど食堂(そば処 鬼無里)では「新そば祭り」を開催していて、十割蕎麦の「もり」(税込700円)に舌鼓を打ちました。
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(渡る世間に鬼はいません!? 旅の駅・鬼無里)
その後、白馬村に出る辺りから雨模様になり、一時は虹も見られましたが、糸魚川で再び降られた後、富山に入る頃には雨も上がっていました。小林君宅では彼が腕を奮った夕食(まるで旅館で出される料理でした)を、ご馳走になった後、庭先から満天の星を見上げて午後9時には就寝しました。
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(長旅を励ますように白馬村を走る国道148号ではフロントガラスの前方に綺麗な虹が見られました)
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