東京湾奥・羽田&若洲沖にカサゴ稚魚2万5千尾放流!

9月12日、江戸前の船宿19軒で構成する「東京湾遊漁船業協同組合」(大森・平和島まる八=飯島正宏理事長)と公益財団法人「日本釣振興会東京都支部」(常見英彦支部長)の共催で、東京湾奥・大田区の羽田飛行場沖に愛知産のカサゴ稚魚1万7千尾と江東区の若洲海浜公園にある無料海釣り施設(防波堤)前に同8千尾が放流されました。
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(写真は平和島の船宿「まる八」桟橋に湾奥各地から集まった組合所属の遊漁船)
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(カサゴの稚魚を積んできた活魚運搬トラックから海水を船に積まれた特大バケツに注入するスタッフ=船長)
この放流事業は時に魚種が変わるものの毎年行われており、今年も平和島の船宿「まる八」の桟橋に組合所属の遊漁船7隻(川崎・中山丸、東大井・いわた、深川・吉野屋、千住大橋・入舟、葛西橋・第二泉水、浦安・吉久、船橋・内木丸)と本部(報道)船として浦安・岩田屋の遊漁船が午前7時すぎから続々と集結しました。
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(課外授業で訪れた大田区立大森第一中学校の生徒たちに稚魚放流の趣旨や日釣振の活動目的など説明する東京都支部の常見英彦支部長)
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そして午前9時半、地元・大田区立大森第一中学校の1年生3クラス98人と教員7人が遊漁船に分乗して生徒を乗せた6隻が羽田沖へ向かい、日釣振が独自に放流する8千尾の稚魚と関係者を乗せた船は東京湾最奥の若洲沖へ向かいました。
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同組合は平成25年11月に設立40周年を迎えましたが、日本経済を立て直すアベノミクス効果は庶民の生活向上まで至らず経済不況の波は高く、遊漁船業も集客に苦労しています。それは専門誌などの広告費削減や組織からの脱退などに繋がり、同組合も私の現役時代に比べると加盟店が減っています。
とはいえ、東京湾奥の船宿は釣り船とは別に観光業でもある屋形船の営業で利益を上げており、これが組合活動の原資となって昔ながらの船頭気風を保ちつつ、こうした事業に取り組んでいます。
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午前10時半ごろ、中学生たちを乗せた6隻の遊漁船は次々と羽田空港に舞い降りるジェット旅客機が見える羽田沖に集結し、子供たちは手提げバケツに分けられたカサゴの稚魚を一斉に放流しました。
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一方、日釣振が独自に放流する8千尾の稚魚を積んだ千住大橋・入舟の遊漁船「豊丸」は東京港ゲートブリッジを目指し、同橋のほぼ真下にある江東区若洲海浜公園・海釣り施設(防波堤)前で、常見支部長や飯島理事長らが特大バケツに入った稚魚をドバッと豪快に放流しました。
カサゴの稚魚は親魚同様、岩礁やテトラポッド周りに潜み、殆ど移動しないため数年後には海釣り施設(入場無料)で成長したカサゴが釣れるでしょう。
ちなみに今回も放流魚のうち2千尾に黄色いタグ(標識)が打たれています。

この記事へのコメント

原悦子
2017年09月27日 01:23
森本さん お久しぶりです。森本さんの情報は、かつて新聞記者をされていた視点で書かれているので、とても興味深く拝見しています。魚をこよなく愛していらしゃるのが文章から伝わってきます。これからも、お元気で頑張ってくださいね。原悦子

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