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zoom RSS 東京湾の放射能汚染は心配するレベルではない! 東京海洋大学海洋科学部・石丸隆教授が明言

<<   作成日時 : 2012/02/14 07:12   >>

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2月14日午後6時半から東京・八丁堀の日本フィッシング会館8F大会議室で財団法人「日本釣振興会」(麻生太郎名誉会長)環境委員会(常見委員長)が主催する講演会「福島第一原子力発電所事故と魚介類の安全性」を受講した。同会館は1階に居酒屋がテナントとして入っているので、部外者には入口玄関が分かりづらい。このため、当日は玄関に日釣振の旗とマスコットガールの絵看板が置かれていた。
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開催を知った業界関係者らの事前の申し込みは100人を突破し、一企業で複数の参加を見合わせてもらうなど日釣振の事務局は対応に大わらわだった。それでも当夜は80人を超す受講者が集まり、一部は立ち見ならぬ立ち聞きとなった。

集まったのはスポーツ紙、雑誌など釣りメディア、釣り具メーカー、船宿、竿師らと多彩。誰もが拡散し続ける放射性物質の行方を憂う人たちばかりだ。講師の東京海洋大学海洋科学部・石丸隆教授は、NHKがリピートも含め3回放映した「Nスペ」の特番にも出演している。

原子炉を冷却するために注入された海水および淡水が放射性物質を直接海にもたらした……という説明から巷間でキーワードになっている「ベクトル」(1秒間に崩壊する原子の個数=放射性物質の量を示す)の解説、そして3・11以降、太平洋沿岸に拡散した放射性物質の追跡データなどをスライドで表示しながら分かり易く教えてくれた。
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45分の講義をまとめると「@海に入った放射性物質はプランクトンから食物連鎖を通じて大型魚に移行Aプランクトンの死骸や糞として沈降した放射性物質は底生生物に取り込まれ、底魚に移行B放射性物質は海底の生態系内で循環するため、汚染レベルは低下しないC浮魚の汚染レベルは低下したが、底魚ではその兆しはまだ見られないD堆積物、底生生物、底魚の放射性物質のモニタリングを広い範囲で継続して行う必要がある」の5項目になる。

講義後の質疑応答にも時間がさかれ、午後8時に閉会したが、有意義な講演だったことは言うまでもない。特に“Nスペ”で取り上げられた“東京湾の放射能汚染”については、釣りに携わるすべての人が気を揉んでいる。荒川河口(東京・葛西)や江戸川放水路河口(千葉・行徳)がホットスポットと報道され、東京湾での釣魚が成り立たないようなムードが広がっていた。

この点について石丸先生は「放射性物質は時間とともに海水で希薄になるし、現在のレベルでは全く問題ないでしょう。釣った魚を食べる事はもちろん、手で触っても被ばくするなんて事はありません。富津や木更津の潮干狩り? 問題ないでしょう」と太鼓判を押した。

また、海水魚に比べ放射性物質が取り込まれやすい淡水魚については「マスなど湖沼で小魚を捕食する魚は蓄積しやすいと思いますが、気にするほどの量(ベクレル)は出ないと思います。珪藻類を食べるアユは食物連鎖の影響下にありますが、原発に近い阿武隈川を除けば特別視する必要はないでしょう。ただ、主食となる農産物に比べ魚類を含む水産物の検査まで手が回らないのが現状でしょう。それに本当はもっと発表できる情報があるような気がします」と語り、原発の安全神話を継続させたい関係者に釘を刺した。

4月から食品に含まれる放射性物質の暫定基準値(1s当たり500ベクトル)が100ベクトルに下がるが、先生は「あまり感心できませんね。今まで以上に食べられない物が増えて“混乱”するかもしれません。魚は米と違って毎日500gも食べる人はいないでしょう。とにかく、それほど神経質になる必要はありません」とも話していた。

終始朴訥とした表情の石丸先生は“学者肌”そのもの。四方を海に囲まれた水産王国なのに、日本の水産学術研究者は冷遇されている。これは天皇陛下にハゼの生態を教えていた東大の故檜山教授以来あまり変わらないようだ。

ここで朗報。政府の仕分けで財団法人の見直し整理が始まっていたが、日釣振は公益法人の資格審査を見事にパス。来る3月21日午前10時15分に認定書が交付され、4月1日から公益法人になることが内定している。

(フィッシングブロガー森本義紀=日本釣りジャーナリスト協議会会友)

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石丸先生らが江戸川河口で取ったハゼの放射能濃度が低かったので、Nスペはこのデータを放送しなかったのだが、”それに本当はもっと発表できる情報があるような気がします”と言うなら、そのデータを公開してほしい。なぜ公開しないのか疑問。基準値にしても”あまり感心できませんね。”と人ごとだが、基準値つくった審議会の委員の唯一の海関係者の青野調査役は石丸先生の共同研究者なんだから、もっとなにかして欲しかった。
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001yw1j-att/2r9852000001yw64.pdf
東京湾
2012/10/10 23:20

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